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【レビュー】SwitchBotからロボット掃除機「S1 Plus」が登場!水拭き+自動ゴミ収集対応

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家事の効率化が求められる時代において、ひときわ需要が高まっているロボット掃除機。

最近では、水拭き、マッピング機能、自動ゴミ収集、音声操作など”付加価値”を盛り込んだモデルが続々登場しています。

それらトレンド機能をまとめてカバーし、他社の同クラスモデルに比べて安価でコスパにすぐれているのが、今回紹介する「SwitchBot S1 Plus」です。

数々のスマートデバイスを手掛けるSwitchBotから、満を辞して登場したロボット掃除機。

掃除が終わったらそのままダストバッグにゴミ捨てしてくれる自動ゴミ収集機能と、水拭きモードを搭載した便利な3-in-1モデルです。

今回は、SwitchBot様よりレビュー機会をいただき先行で1ヶ月間使ってみたので、実際に使用してみてわかったメリットやデメリットなど詳しく紹介していきます。

SwitchBotで自宅をスマートホーム化してるけど、ロボット掃除機はまだ持っていないといった人はぜひチェックしてみてください!

スイッチボット(SwitchBot)
目次

SwitchBot ロボット掃除機 S1 Plusの概要

S1 Plusは、スマートホーム製品を展開するSwitchBotから発売されたロボット掃除機。主なスペックは以下のとおりです。

製品名S1 Plus
本体寸法(W×D×H)340×340×95mm
吸引力最大 2,700Pa
走行方法マッピング走行
掃除タイプ吸引+水拭き
自動ゴミ収集
カーペット自動認識
スマートスピーカー
マッピング機能
清掃エリアの設定
進入禁止の設定
音声レポート日本語対応
騒音レベル59db(静音モード)
61db(標準)
63db(強力)
65db(最大)
ダストバッグ容量350ml / 4L
(70回まで)
水タンク容量300ML
価格69,800円(税込)
スペック詳細

水拭き、マッピング機能、自動ゴミ収集などトレンド機能全部入りのハイエンドモデル。同スペックの相場価格が10万円〜なのに対し、なんと6万円台で手が届いてしまう本製品。(自動ゴミ収集機なしの掃除機単体モデルSwitchBot S1もあります)

良心的な価格でありながら、吸引力も2700paとそれなりに高く、多様な連携操作などSwitchBot製品ならではの魅力がたくさん詰まったロボット掃除機となっています。では、さっそく開封して外観や付属品、基本性能からチェックしていきます!

SwitchBot S1 Plusの外観と付属品

まず内容物ですが、掃除機本体の他に、充電ステーション、保護カバー、各種交換用パーツ・メンテナンス道具が付属します。交換用のダストパックもあらかじめ2つ付いていました。

こちらがS1 Plus本体。SwitchBotシリーズお馴染みの、ホワイトベースで清潔感のある外観となっています。無駄のないスタイリッシュなデザインがいいですね。

筐体サイズは340×340×95mmとごく一般的なサイズ感。最新のD型ルンバより大きいですが、Roborockやエコバックスなどの円盤型モデルの中では小型の部類に入ります。

左:S1 Plus  右DEEBOT T9+

天面下部には、電源ボタンとホームボタン。基本はアプリ操作になりますが、掃除開始、終了、一時停止はここから手動操作できます。

ボタン上部には、アプリ上でマッピングデータを生成するためのLDSレーザーセンサー。このセンサーが間取りを正確に把握し、障害物を検知してくれます。(詳しくは後述します)

後面には、水タンクとダストボックス。

吸引時は一時的にこのダストボックス内にゴミが溜まり、充電ステーションに戻ったときにダストバッグへ自動でゴミが吸い上げられる仕組みです。

ダストボックスの取り外しは、正面のトリガーボタン(白い部分)を押すことで簡単に着脱できます。

SwitchBot S1 Plusの使用レビュー

1ヶ月間自宅でSwitchBot S1 Plusを使ってみたので、実際に使用して期待以上だったこと、期待を上回らなかったことなど率直に感想をまとめていきたいと思います。

やっぱり便利な”自動ゴミ捨て”

この掃除機の一番の特徴ともいえるのが、自動ゴミ収集機能。

ダストパック(ゴミ収集機)と一体型になっているこちらの充電ステーション。清掃が終わって戻る度に、ロボット掃除機本体に溜まったゴミを自動で吸い上げてくれます。

ゴミ収集機と一体型になっている充電ステーション

従来機は、掃除の度に本体のダストボックスに溜まったゴミを手動で処理する必要がありましたが、S1 Plusはこのダストバッグ内になんと70回分のゴミを溜めておけるんですよね。

わが家でずっと愛用しているDEEBOT T9+も、この自動ゴミ収集を搭載していますが、この機能がほんとに革命的。この快適さに一度慣れてしまうと、もう非搭載モデルには戻れません(笑)

ゴミ捨て時は紙パックを摘んでそのままゴミ箱にポイするだけなので、手や空気が一切汚れないのも嬉しいところ。

効率化のために大枚をはたいてロボット掃除機を購入しても、日々のメンテナンスやダストボックスの手入れの手間が増えてしまうなら結局意味がないですよね…。

その点S1 Plusは、ゴミの収集からダストボックスの清掃まで完全に自動化できちゃうので、日々の手入れも含めたトータルの掃除時間を大幅に短縮できました。

重箱の隅をつつくと、ダストバッグへのゴミ収集時は20秒間ゴゴゴー!とかなり大きな吸引音がなります。

アプリ内に自動ゴミ収集をOFFにする機能がないので、任意のタイミングで作動させることができないのがちょっと残念。ふつうの掃除機同様、早朝や深夜の起動は控えた方がよさそうですね。

高性能なスマートマッピング

S1 Plusは、Wi-FiとSwitchBotアプリを連動させることで、スマホから一元管理できます。

連携後のアプリ画面

SwitchBot

SwitchBot

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アプリとの連動は2.4GHz帯Wi-Fi対応なので、初期設定時のみネットワーク情報を転送するためスマホも同じ2.4GHzのWi-Fiに接続する必要があります。

このアプリ操作が実に多機能。大きな家具やカーテンへの衝突を防ぐ「衝突防止モード」や、カーペットを自動回避する「カーペットモード」、夜間の清掃に最適な「おやすみモード」などが設定できます。

1階と2階の間取りをそれぞれ保存できる「マルチフロア管理」や、ラジコン感覚で操作できる「リモコンモード」といったS1 Plusならではの機能も搭載。

一度起動して間取りのマップを生成したら、あとは手元のスマホから掃除状況をリアルタイムで確認可能に。掃除機がたどったルートや、清掃に要した時間なんかもこのアプリ内でチェックできます。

こんな感じで3Dマップも表示できます。3D表示すると、センサーが部屋の中をどう捉えているのかがわかりやすい。

その他の細かい掃除設定も、全部このアプリ内で完結。吸引の強さ(最大2700Pa)、水吹きの水量、清掃予約など細かく設定できるので、その都度状況に合わせたお掃除ができます。

侵入禁止エリアの設定が可能

アプリのマップ画面から、部屋の中の特定のエリアを部分的に除外することもできちゃいます。禁止エリアの設定も簡単で、マップ上で除外したいエリアをタップするだけ。

エリア除外も簡単ワンタップ

ちなみにわが家では、このエリア指定で電源タップの周りを予め除外してます。コード類はさすがに回避しきれないので、常に場所が決まっているものであれば予め除外しておくと安心。

もちろん水拭きだけをエリア除外することもできます。

部屋の一角に作った簡易の畳スペースなんかも、このエリア指定で簡単に除外できてとても便利。

除外エリアもセンサーでしっかり認識

逆に、エリアを指定して一部分を清掃することもできます。キッチンで粉をばらまいてしまった…なんてときも、ピンポイントでそこだけ掃除できるのが便利。部分的に掃除したいときは、前述のリモコン操作も役立ちます。

エリア指定清掃モード
リモコンモード

強力なゴミ吸引+水拭きの2WAY

センサーやマッピング性能だけでなく、吸引性能も優れているS1 Plus。シリーズ初代機でありながら、最大2700Paと高い吸引力を実現しています。

さらに本体背面にはエッジクリーニングブラシをそなえ、壁際やカーペットに溜まった微細なホコリまで隈なく取り除くことができます。

中央にも取り外し式のブラシが付き、ここで細かいゴミや髪の毛をしっかり絡めとります。

さらに、水拭きも兼ねる本製品。オズモモップシステムなので、ゴミ吸引と拭き掃除を同時に行うことができます(静音モード時のみ水拭き不可)。

もちろん、吸引のみ、水拭きのみの運転も可能です。ズボラな僕にとって、一回の運転で吸引&水拭きができるのはホントに快適…。

水拭きする際は、給水タンクに水を入れて、付属のクリーニングモップを取り付ければ、あとはアプリから起動するだけ。掃除中の水分量も3段階で変更できます。

水量を3段階で選べる

一通り清掃した後のモップを見てみると、吸引だけでは取りきれない汚れがしっかり除去できていました。

わたや

床が水浸しになることなく程よい水分量で拭き掃除してくれます!

クリーニングモップは使い捨て式ですが、洗って再利用できるので、通常の家庭用途であれば4〜5回は繰り返し使えるかなといった感じですね。

動作音がとにかく静か

前述のとおり、充電ステーションのゴミ収集機への吸引音こそ騒音ですが、運転時の清掃音自体は驚くほど静音なS1 Plus。

メーカー公称値の騒音レベルは最大65dBと記載されていますが、実際に標準モードの清掃中の動作音を測定したところ、50〜55dB前後でした。吸引力を最大にしても60dB前後(オフィスや室内での会話レベル)だったので、静音性は非常に優れているといえます。

MAXモード時の騒音レベル

「清掃音が静か」という理由でこれまで愛用していたECOVACSの上位機種DEEBOT T9+と比較しても、正直そこまで差が気にならないくらい静かでした。それこそ静音モードなら、作業中でもまったく気にならないくらい静かです。

また、高精度な3D物体回避センサーをそなえ、家具や壁への衝突も最小限に抑えられるS1 Plus。外出中に掃除してもらうスタイルでも安心。

ただ、センサーが反応しづらい黒脚なんかは、従来モデル同様にそれなりにぶつかってしまいます。

ちなみに、最新センサーのTureDetect 2.0内蔵のDEEBOTやneabotの上位モデル(約10万円)は、黒脚や細いものも回避してくれるので、このあたりはコスパとのトレードオフになる部分ですね。

ただ、衝撃を和らげるためのバンパーはしっかりクッションが効くので、部屋中に「ガンガン」と衝突音が響くことはなく、テレビを観ながらとかでもストレスフリーで使えています。

走行音と衝撃音自体は最小限なので、マンションでも下の階への振動や騒音を気にせず使えるのがやっぱり気楽でいいですね。

SwitchBot S1 Plusレビュー|まとめ

ここが良い
ここが残念
  • 安心して掃除を任せられる強力吸引
  • 掃除後のゴミ捨ても”全自動化”
  • 部分清掃、部分除外も簡単
  • 動作音が静か
  • 同スペックの中では数万円安価
  • 自動ごみ収集の吸引音は騒音

今回は、SwitchBotの最新ロボット掃除機「S1 Plus」のレビューでした。

自動ゴミ捨て、水拭き、マッピング機能、3Dセンサー、音声操作、エリア除外設定と、今ロボット掃除機に求められる機能”全部入り”で、同スペックの他社製品に比べて手が出しやすい価格設定が魅力のS1 Plus。

ちなみにわが家では、動作音が静かで、サイズがコンパクトな本製品に乗り換えてそのまま愛用しています。今のところ清掃後の仕上がりにも満足できているので、長期使用後にまた感想を加筆しようと思います!

スイッチボット(SwitchBot)
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AUTHOR

1990年生まれ、大阪府出身ブロガー。ワークスペースのモノ・コト、ガジェットを使いこなすための「ヒント」を発信するブログ『LOPYLOG』運営。

Yahoo!ニュース、ライフハッカー[日本版]などでもガジェットライターとして活動してます。

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