薄さと強さの黄金比。CASEFINITE THE FROST AIR ULTRAレビュー|シンプルを極めたiPhoneケース

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iPhone 14用ケースはもうこれで決まり感。

定番iPhoneケースのひとつでもあるCASEFINITE(ケースフィニット)から、新製品が登場しました。

”ほぼ裸”の軽量薄型ケース「THE FROST AIR(フロストエア)」の美しさそのままに、保護強度を高めた「THE FROST AIR ULTRA」です。

iPhone 14 Pro用ケースを「THE FROST AIR」から「THE FROST AIR ULTRA」に付け替えて1週間ほど使ってみたので、それぞれ比較しつつ使用感をレポートしていきます。

「iPhone本来のデザイン性を損なうことなく保護性能とグリップ性能を保ちたい。」そんな方は、きっと選んで後悔しないケースに仕上がっていますよ。

目次

CASEFINITE THE FROST AIR ULTRAの特徴

「AIR」の名のとおり、究極まで薄く・軽く、iPhone本来の質感を損なわないクリアデザインが特徴の「THE FROST AIR」。

そんなTHE FROST AIRシリーズに、新しく加わった選択肢が「THE FROST AIR ULTRA」。

←「THE FROST AIR」「THE FROST AIR ULTRA」→

一番の進化点は、”防御力の強化”です。

従来のポリプロピレン素材から、透明プラスチックの中でも最高強度を誇る「ポリカーボネート」へアップデートされ、THE FROST AIRの高い質感そのままに耐久性が向上。

THE FROST AIRに比べて多少の重さ、厚みは増すものの、「軽さ」「薄さ」を極力保ったまま「強さ」を手にれる。という、至高のバランスを実現したケースになっているわけです。

カラーは「アイスホワイト」と「スモークブラック」の2色展開(13シリーズのみグレイッシュブルーも選択可)で、どの色のiPhoneとでも組み合わせやすい色味になっています。

THE FROST AIR ULTRAの質感・デザイン

前回までのパッケージはゴールドを基調としたデザインでしたが、今回はシルバーの箱に入って届きました。

ケース裏には、小さくカラーとサイズが記載されています。ちなみに今回は、シルバーカラーのiPhone 14 Proに合わせてアイスホワイトを使用。

開封すると、ケース本体、使用方法がイラスト付きで描かれたマニュアルが入っていました。

そしてこちらがケース本体。見た目はとにかくシンプル。

前述の通り、透明プラスチックの中でも最高強度を誇る「ポリカーボネート」を採用しているため、見た目の割にとても硬く、THE FROST AIRにはなかったような頑丈さを感じます。

今作もボタン類やスピーカー穴は寸分違わず正確にくり抜かれ、このあたりの細部のデザイン性の高さは毎回感動しちゃいますね。

THE FROST AIRから0.4mmほど厚くなっていますが、見た目ではわからないレベル。

上「THE FROST AIR」 下「THE FROST AIR ULTRA」

ケース重量は、約20g。約7gのTHE FROST AIRから10g以上重くはなりましたが、ここは防御力とのトレードオフ。

THE FROST AIR ULTRA:20g
THE FROST AIR:7g

14シリーズから大幅に軽量化されたPITAKA MagEZ Case3とほぼ同じ重さで、NIMASOなどの一般的なクリアケースなんかと比べればまだまだ軽量な部類ではありますね。

THE FROST AIR ULTRA:20g
MagEZ Case 3:19g
NIMASO クリアケース:29g

iPhone 14 Proにつけてみた

iPhone 14 Proに、THE FROST AIR ULTRAを装着してから10日ほど経ちました。全体的な使い心地としては”安定のCASEFINITE”といった感じ。

特殊なマットコーティングを施した表面は、しっとりとした心地良い肌触りで「THE FROST AIR」に比べて握った時のグリップ感も少なからず向上しています。

マット加工でフィット感が増したTHE FROST AIR ULTRA

「THE FROST AIR(厚さ約0.8mm)」に対して、「THE FROST AIR ULTRA(約1.2mm)」と、その差わずか0.4mmしかないはずなんですが、実際に手に取るとそれ以上の剛性感が伝わってきます。

「薄さ」と「強さ」の黄金比。

極薄の「THE FROST AIR」は装着後もボタンが飛びでる設計上”より裸に近い操作性”が魅力でしたが、「THE FROST AIR ULTRA」は厚みが増したぶん、ややケースから引っ込むようなかたちになっています。

「ボタンが硬い」など操作性を損なうようなことは全くないですが、個人的にはボタンの押し心地は「THE FROST AIR」の方が好みですね。

バンパー部分はディスプレイよりもやや高さがあるので、画面側を下にして置いたときに表面が干渉する心配はありません。

大きく飛び出てるカメラ部分も、ケースの方が高さがあるのでしっかりと保護できます。スマホを背にして置いても、カチカチとレンズが直接当たらないのは安心設計。

「THE FROST AIR」同様、MagSafeは非対応ではありますが、ケースが薄いためMagSafeアクセサリーも一応しっかりくっつきます。

MagSafeモバイルバッテリーも問題なく動作

純正のMagSafe充電器をはじめ、Belkin 3-in-1ワイヤレス充電パッドでも試してみましたが、いずれも問題なく充電できました。裸の状態に比べると磁力は弱まりますが、位置ズレしない程度にはちゃんと安定してくれます。

立て掛けるタイプの充電器など、製品によっては重力に耐えきれず落下してしまう可能性がありますが、平置きタイプの充電パッドや、iPhone側にくっつける小物系は従来モデル同様に問題なく併用できるかなといった感じですね。

シンプルを極めた理想のiPhoneケース

今回は、CASEFINITEの新iPhoneケース「THE FROST AIR ULTRA」の紹介でした。

「薄さ」と「強さ」を求める人、本来のiPhoneのデザインを崩したくないという人、とにかくシンプルなケースが欲しいという人。どんな人にもフィットする理想の形を極めたケースに仕上がっています。

約4千円と高級ケースに入る価格設定ではあるけど、価格に見合った満足感はきっと得られるはず。気になった方はぜひチェックしてみてください。

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AUTHOR

1990年生まれ、大阪府出身ブロガー。ワークスペースのモノ・コト、ガジェットを使いこなすための「ヒント」を発信するブログ『LOPYLOG』運営。

Yahoo!ニュース、ライフハッカー[日本版]などでもガジェットライターとして活動してます。

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