1℃単位で温度調節できるHAGOOGIの電気ドリップケトルを使ってみた。

本ページ内には広告が含まれています。

3年くらい愛用していたコーヒー用のドリップポットが壊れてしまい、新しく温度調節機能が付いた電気ケトルを物色していた今日この頃。

そんななか、調理家電を幅広く展開するHAGOOGIさんから、「ロピログさんのブログの雰囲気に合ったドリップケトルの新製品が出たの良かったら使ってみませんか? 」と連絡をいただきました。

これはベストタイミング!ということでお試しさせていただくことに。さっそく1週間ほどハンドドリップで使ってみたので、そんなHAGOOGIの電気ドリップポットの使用感などを紹介します。

目次

HAGOOGI 電気ドリップポットの基本仕様

調理家電を中心としたさまざまな家電製品を手掛けるHAGOOGI(ハゴオギ)から発売された電気ドリップポット。

製品詳細

製品名HAGOOGI 電気ケトル 0.6L
重さケトル本体:650g
素材304ステンレス
容量0.6L
消費電力1000W
温度調整40〜100℃
保温時間150分
付属品ケトル本体、電源プレート、説明書
定価11,980(税込)
メーカー保証1年間

カラーは、シックな雰囲気のブラックと、やさしい色味の象牙色(ぞうげいろ)の2色展開となっています。今回は象牙色を送っていただきました。

ナチュラルな色味のボディと木目のグリップがマッチしていて可愛いドリップポット本体。

電源プレートのデザインもシンプル。象牙色なので、ケトル本体同様ホワイトというよりはアイボリーに近い色味ですね。

電源プレートにはタッチパネルをそなえ、ここから温度調整や保温モードの操作が可能(使用感の詳細は後述)。

エルゴノミクス設計ということで、曲線がゆるやかで握りやすいハンドル。淹れる角度や湯量の調整がしやすいよう、親指の部分にはラバーが加工されています。

ケトル内側は安全な304ステンレス素材。ちゃんと水量MAXのメモリ(600ml)が付いてるのもありがたい…。

ドリップポットとしての使い勝手は?

ハンドドリップに適した注ぎ口

HAGOOGIの電気ケトルの大きな特徴が、ハンドドリップに適したシャープな注ぎ口。

お湯を細く、かつ量を一定に保ちながら注ぐことができるので、ドリップポットを初めて使う人もきっと注ぎやすいと思います。

お湯を細く出した様子↓

▲きれいな水量で、注がれる湯量も安定

ノズル全体の形状はMERMOO YILANのドリップポットと非常に近い感じですね。

1投目は傾ける角度調整がつかめずドバッとお湯が出てしまうことがあるかもしれませんが、一度慣れれば細ーくも太くも自由自在。

ツツーッと真下に落ちるので、狙ったところに素直に注ぐことができます。終わりもキレがよく、中途半端に滴り落ちたりとかがないので非常にドリップしやすいです。

飲み物に合わせて最適な温度で

プレートのタッチ操作で、40℃から100℃まで温度調整ができるHAGOOGIドリップポット。

コーヒーは90~95℃で抽出、日本茶や紅茶はもう少し低い温度で…といった具合に飲み物に合わせて最適な温度調整ができるのもこのケトルの特徴。

また、一般的な温度調整対応モデルは1℃単位での手動調整が必要になりますが、本製品は温度に合わせて10℃単位、5℃単位、1℃単位と段階的に調整ができるのも便利なポイント。

もちろん長押しでの温度調整にも対応しています。

また、150分間の保温機能も付いてるので、朝お湯を沸かしたまま他のことをしているうちにすっかり忘れてしまう…みたいなときも安心。空焚き防止機能や自動電源オフ機能もあるので安全面も言うことナシです。

細部まで工夫が行き届いたケトル

よくあるフタ横から熱い蒸気が出るタイプではなく、フタの上の3つの小さな穴から蒸気を分散する作りになっているHAGOOGIドリップポット。

そのため、熱々のお湯を注ぐ際に、蒸気でやけどしてしまうってことがまずないのが安心。

▲注ぐときに向きを気にしなくていい蒸気口

弾性バックル仕様のフタの密着も十分で、大きく傾けてもまったく外れる気配はナシ。それでいて開閉もカチカチっと滑らかにできます。

また、ハンドルの根本はやけど防止のプレートと一体化しており、握ったときにケトル表面に指が当たらないところも安全面の配慮を感じますね。

省エネ加熱でとにかく静音

このケトルのもう一つの特徴が、加熱経過に合わせて本体自体が出力を自動で変換してくれるところ。

温め始めから80℃前後までは最大の1000Wで加熱し、そこから沸騰するまでは勝手に800Wに制限してくれるんですよ。

おかげで沸騰に近づいてもブワー!っと加熱音が大きくなることがなく、MAXの出力時でも60dbととにかく静音。

で、お湯が沸いたら”ピーンピーン”と電子音で知らせてくれるんですがこれがまた可愛らしくて愛着が湧くんですよね(笑)

▲湯沸かし後は電子音で知らせてくれる。音はオフにすることも可能。

“使う喜び”がつまったHAGOOGIの電気ケトル

どこに置いてもインテリアと調和してくれるデザインで、ドリップケトルとしての使い勝手も申し分ないHAGOOGIのドリップポット。

温度調整や保温機能など、いま電気ケトルに求められる機能が全部入りで、同タイプ製品の中でコスパもいい方だと思います。

温度調整ができる電気ケトル、かつデザインも拘って選びたいという方は、ぜひHAGOOGIのドリップポットを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

SHARE ON

AUTHOR

1990年生まれ 大阪府出身ブロガー。
ワークスペースのモノ・コト、ガジェットを使いこなすための「ヒント」を発信するブログ『LOPYLOG』運営。

Yahoo!ニュース、ライフハッカー[日本版]などでもガジェットライターとして活動してます。

目次