【MagSafe充電器レビュー】1ヶ月iPhoneのメイン充電器に使ってみた感想

本ページ内には広告が含まれています。

iPhone12シリーズから電源アダプタの同梱が終了するとともに、「MagSafe Charger」による新しいワイヤレス充電方式が加わりました。

従来のQi規格によるワイヤレス充電の最大出力が7,5Wなのに対し、有線接続(20W)に迫る15Wでの急速充電を可能にしたMagSafe。

これまでのワイヤレス充電の2倍の速度で充電できるとあって、Lightningの有線接続を卒業してしまったという方も多いはず。

僕自身、MagSafe充電器をiPhone 12 Proのメイン充電器として使っているので、今回は1ヶ月使用しての感想をまとめたいと思います。

tao

必須アイテムではないけど、あると想像以上に快適!

Apple(アップル)
目次

MagSafe充電器の特徴と外観

MagSafe充電器」は、iPhone12シリーズ全機種に対応するワイヤレス充電器です。

iPhone 12シリーズは最大15Wで急速充電、その他の端末は7,5Wで充電可能です。

充電器本体は、Apple Watchに同梱される磁気ケーブルを大きくしたようなデザイン。

充電パッドは約55mmとイメージしていたより小ぶりで、Qi充電のワイヤレスパッドより二回りほど小さいですね。

マグネットの磁力はかなり強く、一度つけたらケーブルを引っ張っても外れません。

それでいて、手で軽くスライドさせると簡単に外れます。

ケーブル端子がUSB-Cなのは嬉しい点ですが、パッドの関節部分がかなり細いのが気になりますね。ケーブルを摘んで引っ張って外していると断線の恐れがあるので注意が必要です。

マグネット搭載ながら重量は約53gと軽く、携帯性は申し分ありません。

ただし、iPhone 12本体同様電源アダプタは付属しないので、別途「Anker PowerPort III Nano 20W」のような20WクラスのUSB-C充電器が必要になります。

充電方法に関わらず、iPhone 12シリーズを高速充電するには20W充電器が必要になるので、セットで購入しておくことをおすすめします。


Apple(アップル)

MagSafe充電器を1ヶ月使った感想

Lightningケーブルから乗り換えた結果

従来のワイヤレス充電の倍の出力数で充電が可能になったということで、メインの充電器としてMagSafeを1ヶ月間使用してみました。

元々Lightningケーブルでの充電にストレスは無かったのですが、磁気充電が想像以上に快適だったので、MagSafeに慣れた今は従来のケーブル接続には戻れません(笑)

パッドの磁気が強く、スマホを近づけるとMagSafeの方からとパン!吸い付き、2秒後には充電が開始します。パッドのポジションを固定しておけば、ほぼかざすだけで充電できるような感覚です。

良い意味で従来のワイヤレス充電とは完全に別物

従来のバッド充電と比較しても、位置調整が一切必要なくなった点で全く別物レベルで使い勝手が良いです。

わざわざiPhoneとパッドのコイル位置を確かめる必要がないので、スムーズに充電が行えます。

tao

微妙な位置ズレで充電できていなかったこともしばしば…

前述のとおり、出力数が最大15Wになったことで、従来のワイヤレス充電の倍のスピードで充電が可能になりました。

これにより、Anker PowerPort III Nano 20Wなどの20Wアダプタと組み合わせることで、電池残量0のiPhone 12 Proが3時間弱でフル充電できています。

約2時間で満充電が可能なLightningの有線接続には劣るものの、十分メインの充電器として使える速度なので、このタイミングで完全に有線から乗り換えてしまうのも全然アリですね。

ちなみに、MagSafe充電器はQiとの互換性もあるので、従来のワイヤレスパッド同様に8以降のiPhone、AirPods Proの充電に対応しています。

iPhone X

AirPods Pro

横持ちの「ながら充電」が快適に

また、マグネット充電により「ながらワイヤレス充電」が可能になったことも地味に嬉しいポイントです。

ケーブル充電の場合、横持ちでゲームや動画視聴する際にケーブルが邪魔になり不便だったのですが、MagSafeならケーブルの位置を気にせず横持ちでながら充電ができちゃいます。

他社製ケースに入れた状態でも充電可能

僕は純正のMagSafe対応ケースではなく、CASEKOOのクリアケースを使用していますが問題なく充電できています。

マグネットの吸着力は多少弱まるものの、元々の磁気が強いのでしっかり固定されます。

ただ、ケースの厚みや素材によっては出力数が大幅に下がることもあるので、気になる場合は純正のMagSafe対応ケース、もしくはCASEKOOのように「MagSafe対応」と記載があるケースを購入されることをおすすめします。


Apple(アップル)

MagSafe充電器レビュー:まとめ

今回は、【MagSafe充電器レビュー】マグネット充電器を1ヶ月メイン充電器に使った感想についてご紹介しました。

従来のQiワイヤレス充電の最大出力は7,5Wだったのに対し、有線接続(20W)に迫る15Wでの急速充電を可能にしたMagSafe充電器

メインの充電器として十分使用できる充電速度で、有線接続、従来のワイヤレス充電とは比較にならないくらい使い勝手も良くかなり気に入っています。

来年あたりには、充電ポート自体が廃止されてMagSafeがメインの充電方式になりそう…?

Apple(アップル)

投稿が見つかりません。
あわせて読みたい
【Anker PowerPort III Nano 20Wレビュー】iPhone 12の充電器はこれで決まり。【20Wクラス最小最軽量】 どうも、iPhone 11 Proから12 Proに乗り換えたロピログ(@LOPYLOG)です。 これまでのiPhoneは、本体とセットで専用の充電器が付属しましたが、最新の12シリーズから充...
投稿が見つかりません。 投稿が見つかりません。
SHARE ON

AUTHOR

1990年生まれ 大阪府出身ブロガー。
ワークスペースのモノ・コト、ガジェットを使いこなすための「ヒント」を発信するブログ『LOPYLOG』運営。

Yahoo!ニュース、ライフハッカー[日本版]などでもガジェットライターとして活動してます。

目次