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自宅でIMAX級。一台に全部入った7.1.2chサウンドバー『Philips Fidelio FB1』がやってきた。

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こんにちはワタヤ(@LOPYLOG)です。

日ごとに秋も深まり、気がつけば師走。年末年始に映画やテレビを楽しむために、サウンドを充実させたいという方は多いのではないでしょうか。

僕もその一人で、そろそろ本格的なホームシアターを組みたいなと思い色々物色していたのですが、生活動線と機材の配置がなかなか合わず躊躇していたんですよね。

そんななか、あのPHILIPSから1台で7.1.2chの臨場感を味わえるサウンドバーが日本上陸するということで、発売に先駆けてお試しさせていただけることに。

テレビの下に1台設置するだけで、映画館のIMAX級の音を実現するPhilips Fidelio FB1。しばらく使ってみてわかった良い点、注意点などまとめていきます。自宅の最小限スペースで最高級の音を生み出したい!という方必見ですよ。

本記事はAFUストア様より商品をご提供いただき作成しています。

目次

Philips Fidelio FB1の基本性能

2023年10月19日にクラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGで販売開始されたPHILIPSサウンドバー「Fidelio FB1」。まずは本製品の性能や特徴から見ていきます。

製品名Philips Fidelio FB1
スピーカー構造7.1.2ch

サウンドフォーマット
Dolby Atmos. Dolby Digital.
Dolby Digital Plus. Dolby TureHD, Dolby DigitalEX. DTS. DTS 96/ 24.
DTS Digital Surround(5.1-ch). DTS:X.
DTS-ES.
DTS-HD High Resolution Audio.
DTS-HD High Master Audio
周波数範囲40-20KHz
HDMI、入出力HDMI入力 1
HDMI出力 1(ARC/eARC)
HDMIコンテンツ保護
HDCP 1.4/2.3
USB MP3. WAV. FLAC
ワイヤレスBluetooth: 5.0
Bluetoothプロファイル:A2DP、 AVRCP、マルチポイント(マルチペア)サポート
ストリーミング:SBC
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac.
2.5GHz/5GHz
スマートホーム:Chromecast、Spotify Connect. Alexa, Apple AirPlay2
寸法、重量メインユニット
(幅X高さX奥行):1200✕73x125mm
本体重量:7.2kg

Fidelio FB1の主な特徴

  • 内蔵スピーカーは計15基
  • 7.1.2chのサラウンド(立体音響)
  • IMAX Enhanced認証取得
  • Dolby Atmos・DTS:X再生対応
  • HDMI(ARC/eARC対応)一本で出力可
  • 定価:139,800円(税込)〜

同梱物と本体外観

では、本体外観や基本性能から見ていきましょう。まずは付属品。

箱の中身

  • サウンドバー本体
  • 電源コード
  • リモコン
  • キャリブレーション用マイク
  • ウォールマウントキット
  • 赤外線リモコンリピーター
  • クイックスタートガイド/保証書

主な同梱物は、電源コードとリモコンのみと最小限。テレビと接続するためのケーブルは付属しないので、ARC/eARC対応のHDMIケーブル、もしくはOpticalケーブル(光デジタル端子)をテレビ側の規格に応じて別途用意が必要です。

そしてFidelio FB1本体。天面にはタッチ式の操作ボタン類が付いています。

正面からの見た目は非常にシンプルなデザイン。15基ものドライバーを内蔵しているだけあり、一般的なサウンドバーに比べるとやや大きいサイズ感です。(詳細なサイズ感は後述します)

1200✕73x125mm(幅×高さ×奥行)

背面中央には入出力端子。HDMI入力、HDMI出力(ARC/eARC対応)、USB-A入力、Optical入力をそれぞれ1系統ずつそなえます。

Wi-FiによるAmazon Alexa、Apple AirPlay2の音声コントロールに加えて、Bluetooth(SBC)接続やSpotify connectにも対応と音楽再生との親和性も高いです。

パネルをつなぐフレーム部分にはミュアヘッド社のレザーをあしらうなど、デザイン面もこだわり抜かれているFidelio FB1。無駄のない洗練されたデザインがさすがPHILIPSといった感じ。

エッジ部には高級レザーを採用

そしてレザー部左側には控えめに「PHILIPS」のロゴ刻印。

65型テレビにいざ設置

サイズ感

というわけで、65インチのテレビ下にhilips Fidelio FB1を設置してみました。一般的に65インチの画面サイズは幅140cm前後なので、幅120cmと比較的長さのある本機はかえってバランス良く収まってくれました。

幅120cmというと、おおよそ55インチの画面サイズと同等なので、全体的なバランス感を考えると55型以上(小さくても50型)のテレビと組み合わせるのがベストでしょう。

15基のドライバー構成で実現する7.1.2ch

Fidelio FB1の最大の特徴は、何といってもこれ一台で7.1.2chサラウンド(立体音響)再生に対応すること。

一般的に、左右スピーカー・サラウンド、センタースピーカー、ウーファーを配置した5.1chがホームシアターでベーシックなサラウンド構成になりますが、後方に左右サラウンドバック、さらに天井に2台のスピーカーを配置した7.1.2chサラウンドを実現するFidelio FB1。

一本のバースピーカーでこれらを構成するわけですから、15基ものドライバー数、それなりに大きい筐体サイズも頷けます。各ユニットを繋ぐ音導管など考えると、むしろこのサイズにまとまっていることに衝撃です。ちなみに国内モデルだとSONYのフラッグシップモデルも同様の構成ですが、Fidelio FB1がよりコンパクト軽量設計である点も見逃せません。

また、Fidelio FB1は自動キャリブレーション機能を備えているので、設置後はまず付属の専用マイクを使って音場補正していきます。

まずは付属のキャリブレーションマイクで音場補正

本体と有線接続した専用マイクをリスニングポイントに置き、1分ほど計測。キャリブレーションを実施することで初めてFidelio FB1が視聴環境に最適化されるので、サラウンドの正確な立体感を出すために必ず視聴前に実施しましょう。

1本のバースピーカーとは思えない圧巻サラウンド

さて、肝心な音質ですが、縦横双方の音場の広がり、天井から音が降り注いでくる感覚など、空間表現の豊かさは圧巻の一言。”IMAX級”の触れ込みにも納得感があります。筆者はミドルクラスの定番機種Bose Smart Soundbar 600を長らく使用していましたが、やはり各帯域の音の粒立ち、解像感が完全に別次元という印象。

Dolby Atmos対応機種なので、UHD BD作品のほか、AmazonプライムビデオやNetflixの対応作品の恩恵を最大限受けられる点も本機のメリット。

Dolby Atmos再生でリングが点灯する仕様もユニーク

加えて、後述する専用アプリ(PS Fine Tune)から、Dolby Atmosの高さ方向の広がりを「00〜03」の4段階で設定でき、音場・臨場感の微調整も自由度高くできます。

4K UHD対応の「トランスフォーマーシリーズ」をはじめ、Netflixの実写版「ONE PEACE」、Amazonプライムビデオの「トゥモロー・ウォー」など配信サービス内のDolby Atmos対応コンテンツ含め複数視聴したところ、例外なく最適な組み合わせが見つかり、コンテンツの魅力を最大限引き出してくれました。

そしてもう一つ見逃せないのが、IMAX Enhanced認証を正式に得ていること。IMAX社が「AVアンプとサラウンドスピーカー構成に匹敵するレベル」と太鼓判を押していることを意味しますが、現行サウンドバーでの認証はかなり希少です。IMAX Enhanced作品自体まだまだリッチコンテンツですが、今のうちにFidelio FBを準備しておけば配信サービス等の普及と同時に”IMAXシアター級”の映像体験を楽しむことができます。

充実のイコライザー。ただし・・

前述のDolby Atmosの微調整をはじめ、専用アプリ「PS Fine Tune」から多彩なイコライザー設定が可能なFidelio FB1。

予め「音声」「音楽」「映画」「スタジアム」と4種類のプリセットが収録されており、各モードごとにボリュームや低域の量感、スピーカー構成を調整・記憶させられるという充実ぶり。

多彩なカスタマイズ項目も直感的に切り替え・調整が行える

サウンドモードでは、5.1.2もしくは7.1.2にミックスを改善する「アップミックス」、万能型の「スタンダード」、再生コンテンツに応じて自動で最適化する「サラウンドAI」の3種類から選択できます。

筆者は”全自動”のサラウンドAIにお任せ

「一から自分好みの音を作りたい」となれば、「カスタム」から8バンドのイコライザーで自由度高く音質設定できます。

内蔵ドライバーの数が数なのでカスタマイズ方面もかなり充実しているのですが、強いて欠点をあげるなら、ひとつのアプリで全設定が完結しないこと。上記の音質設定アプリに加えて、連携設定用のアプリが別で必要になります。

▲連携設定はPhilips Soundアプリから

「イコライザーはPS Fine Tune、Wi-Fi連携やファームウェアアップデート含め本体設定の一部はPhilips Sound」といった具合に2種類のアプリを跨ぐのがやや煩わしく感じます。やはり従来の「一端末、一アプリ」で全設定が完結する仕様が理想的だなと思いました。(オーディオに限らず多岐に製品が存在するPHILIPSの特性上仕方がないのですが…)

これ一台に全部入り。サウンドバーの“理想系”Fidelio FB1

Philips Fidelio FB1を導入してみてわかったことは、自宅で臨場感のあるサウンドを演出する上で、高機能なバースピーカー一台でも十分であるということ。

本格的なホームシアターを構築するには、物理的にスピーカーの数を増やす必要があると考えていましたが、たった一台のサウンドバーでここまで本格的なサラウンド環境を実現できるのだから衝撃です。

オーディオ環境をアップデートしたい人はもちろん、引越しなどを機にホームシアターを組んでみようという人は、家庭でIMAX級サウンドが楽しめるPhilipsサウンドバーを検討してみてはいかがでしょうか。筆者のように生活動線やスペースの関係上ホームシアター環境づくりを諦めかけていた人にもぜひオススメしたい逸品です。

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ワークスペースのモノ・コト、ガジェットを使いこなすための「ヒント」を発信 。月間20万PVのデジタルマガジン『LOPYLOG』運営。Yahoo! JAPAN、ライフハッカー[日本版]等でもガジェットクリエイターとして活動しています。

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