薄い!軽い!世界最薄の完全ワイヤレスイヤホン「YOBYBO NOTE20」レビュー【気になる音質は?】

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今回は、以前紹介した世界最薄の完全ワイヤレスイヤホン「CARD20」の後継モデル「NOTE20」をレビューしていきます。

昨年、世界最薄イヤホンで話題をかっさらったYOBYBOの完全ワイヤレスイヤホン。

先代モデルのCARD20は、インナーイヤー型でイヤホン自体が小ぶりだったこともあり、遮音性はそこまで高くなかったんですよね。

そこで、ケースサイズそのままでカナル型にアップデートされたのが新作「NOTE20」。

特許技術のショートピースの採用、人間工学に基づく独自設計により装着性も向上。また、ワイヤレス充電や生活防水対応とハード面のスペックも高い完全ワイヤレスイヤホンです。

というわけで、早速「YOBYBO NOTE20」の音質や使用感を詳しくチェックしていきます!

本記事はYOBYBO様より商品のご提供を頂き作成しています。

目次

YOBYBO NOTE20の外観と同梱品

YOBYBO NOTE20」は、生活防水仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。

わたや

雨天・スポーツ時でも安心して使えます!

カラーバリエーションは、ホワイト、グリーン、レッド、そして今回レビューするブラックの全4色となっています。

こちらがパッケージ。さっそく開封していきます!

内容物は以下の4点。カナル型の今作は、交換用のイヤーピースが2サイズ付属します。

  • YOBYBO NOTE20本体
  • 交換用イヤーピース2種類
  • 充電用USBケーブル
  • ユーザーマニュアル

ケースが薄型なだけあり、イヤホン本体も平らで特殊な形状をしています。イヤーピースの形も特徴的ですね。

ハウジング部分をタッチすることで、再生・停止、曲送りなどの操作ができます。端末を取り出すことなく耳元でタッチ操作できるのは快適です。

イヤホン本体の重さは、左右合わせてたったの9g。カナル型の中では随一の軽量設計なので、長時間の使用にも適しています。

未使用時は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。

イヤホンが剥き出しになっている分、マグネットの磁力はかなり強力です。ポケットやバッグに入れても外れる心配はなさそう。

バッテリーケースは、メタリック調の光沢を帯びていて上質感があります。黒の筐体にゴールドのロゴ印字も個人的に好み。

特筆すべきは、ケースの薄さ。たったの13,5mmと、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でも最薄クラス。スマホとほとんど変わらない薄さです。

iPhone 12 Proと比較

全体サイズも、60mm×55mm×13mmとコンパクト。平たい形状、マットな質感も相まって手馴染みも良好です。

イヤホン本体を含めたケースの重さは約38g。AirPods Proより20g近く軽いのは衝撃…!

底面には、充電用のUSB-Cポートをそなえます。国外ブランドはまだまだMicro USBのものが多い中、汎用性の高いUSB-C充電対応なのはうれしいポイント。

もう一つの充電方法としてQi規格のワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば、置くだけ充電も可能です。

正面には、バッテリー残量を示す3段階のLEDインジケーターをそなえます。ランプ点灯が一つになったら充電すればいいので、いざ使おうと思ったらバッテリー切れ…なんてことも防げますね。

イヤホン単体の連続再生時間は最大4.5時間、ケース併用で最大22時間となかなかのスタミナ設計です。

わたや

この薄さで20時間バッテリーはスゴイ…!

YOBYBO NOTE20レビュー

装着感・操作性

YOBYBO NOTE20は、イヤホン本体のストローク、イヤーピースともに浅い設計でとにかく付け心地が良いです。

カナル型特有の圧迫感も気にならず、2〜3時間付けっぱなしでも耳奥の不快感も無く快適に使えました。

それでいて、ショートイヤーピースがしっかり軟骨部分にフィットするので、遮音性という点でもCARD20に比べてめちゃくちゃ向上しています。なんなら装着感もカナル型の今作の方が個人的に好み。

また、再生・停止・曲送りなどイヤホン本体からタッチ操作できるので、再生中にスマホを取り出す必要がないのも便利です。

タッチ操作一覧
  • 4秒長押し:電源オンオフ
  • 左を2回タップ:再生
  • 右を2回タップ:次の曲
  • 右を3回タップ:前の曲
  • 左を3回タップ:音声アシスタントを呼び出す
  • 2回タップ:電話に出る
  • 2回タップ:電話を切る
  • 3回タップ:着信拒否

誤動作もなく、タッチセンサーの感度も良好です。ただ、音量調整がタッチ操作非対応なのはちょっと残念ポイント。

音質・コーデック

筐体が小ぶりなNOTE20ですが、6mmのドライバーユニットを積んでるので音はパワフルです。

全体的にバランスの取れた音設計ですが、どちらかというと中高音寄りの印象で、女性ボーカルの声や楽器などの高音は結構強調されます。

かといってキンキン刺ささらず適度にエッジが効いた感じで心地良いです。疾走感のあるロックとか特に相性が良い気がします。

音質や音色のレビューはどうしても主観的な感想になってしまいますが、1万円を切る完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり満足度が高いです。

コーデックは、標準装備のSBCとiOS専用のAACにのみ対応。
最近増えているaptX非対応モデルにはなりますが、Android端末でも遅延なく高音質で再生できているのでさほど気にしなくていいかなと思います。

また、通信チップはAiroha AB1532で低遅延ですし、左右同時伝送式なので音切れや接続切れもなく、人混みに強いのもポイント。

ノイキャンこそ非対応ですが、生活防水やワイヤレス充電に対応していることも含めて、総合的にかなりコスパの高いプロダクトに仕上がってます!

スペック一覧

製品名YOBYBO NOTE20
ケースサイズ60mm×55mm×13mm
重量約35.6g
Bluetoothバージョン5.0
ドライバーサイズ6mm
連続再生時間4〜4,5時間(50%音量使用時)
耐水性能IPX4
操作方法タッチコントロール
通信チップAiroha AB1532
コーデックSBC・AAC
ワイヤレス充電対応
価格税込9,800円

YOBYBO NOTE20のペアリング手順

YOBYBO NOTE20は、端末とのペアリングが簡単です。

STEP
ペアリングモード

ケースからイヤホン本体を取り出すと、LEDが点滅して自動的にペアリングモードに入ります。

STEP
デバイスの接続設定

続いて、端末のBluetooth設定をオンにします。「NOTE20」が表示されたら選択。

STEP
ペアリング完了

ステータスが「接続済み」に変わったら、接続完了です!

わたや

一度ペアリングした機器は次回から自動接続されます!

YOBYBO NOTE20レビュー:まとめ

インナーイヤー型だった先代機のCARD20から、サイズそのままでカナル型を実現し、遮音性が向上したNOTE20。

ノイキャンこそ非対応ですが、特許技術のショートピースの採用と、人間工学に基づく独自設計で装着性も拘り抜かれた完全ワイヤレスイヤホンとなっています。

メイン使いはもちろん、薄型軽量なので常にバッグに入れておく用のサブ機にもおすすめです!

今回は以上です。「【YOBYBO NOTE20レビュー】「快適さ」に特化された世界最薄・最軽量クラスの完全ワイヤレスイヤホン」でした。

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AUTHOR

1990年生まれ、大阪府出身ブロガー。ワークスペースのモノ・コト、ガジェットを使いこなすための「ヒント」を発信するブログ『LOPYLOG』運営。

Yahoo!ニュース、ライフハッカー[日本版]などでもガジェットライターとして活動してます。

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