ライティング

『新しい文章力の教室』書評【読むと執筆スピードが上がります】

 

こんにちは、Webライターのヤマモトタツヤ(taoblog10)です。

 

今回は、唐木元さん著の『新しい文章力の教室』を読んだ感想、書評です。

 

ライター、ブロガーなどWEBで記事を書く仕事をしている人であれば、一度は目を通しておきたい「ライティングの教科書」。

文章力を鍛えるならこれを読んでおけば間違いなし、と自信をもって推薦できる良書です。

 

そんな『新しい文章力の教室』、こんな人におすすめです。

・適切な言い回しに長時間悩んでしまう

・「スムーズに読み通せる文章」が書きたい

・ライティング速度を上げたい

・「読まれる文章」の基礎が知りたい

 

『新しい文章力の教室』の概要

以下、「新しい文章力の教室」の概要です。

書けないカギは書く前にあり!
実践的メソッドで悩まず書けるようになります

◆文章を「書きながら」考えていませんか?

文章が書けないのはなぜでしょうか?

うまい人はどうやって書いているのでしょうか?

ニュースメディアで新人教育を担当する著者が、
書ける人が自然にやっている基本を
誰にでも学べる方法として伝授する初めての書籍。

企画書、報告書、レポート、ブログ、SNSなど
あらゆる文章に有効です。

◆こんな人におすすめです
————————-
□ 言いたいことはあるのにうまく伝えられない。
□ どこから書き始めればいいのか分からない。
□ 言い回しに悩んでなかなか書き終わらない。
————————-

◆文章力を付けるポイントが分かります
・地図を調べてから出かける
・悩まず書くために「プラモデル」を準備する
・「サビ頭」構成を基本形にする
・音読と黙読で読み返す
・体言止めは読者に負担を与える
・完読のためにスピード感を調節する

引用:Amazon

『新しい文章力の教室』書評・感想

「ライター必読書10選」的なまとめ記事で、高確率で上位に挙げられる本書。

中身の大まかな流れは以下の感じです。

①執筆前の下準備で「大枠」を固める

②「読み返し」ながら記事を仕上げる

③無駄を省いて読者の負担を最小限に

最後の一工夫で「完読」される文章へ

 

「書く前の準備」→「文章術の基礎」→「よりスムーズな流れの文章にするための工夫」と、ライティングの一連の流れが掴めます。

 

例えば、以下のような「読み心地の良い文章にするためのメソッド」が網羅的に散りばめられています。

  • 一文で語りすぎない
  • 本来の意味から離れた漢字はかなに開く(例:時、事、欲しい→とき、こと、ほしい)
  • 濁し言葉を取る勇気(例:など、といった)
  • 主語と述語など「係り受け」の距離を近づける
  • 受動と能動をはっきり意識する

スピード感をコントロールする

僕自身、中でも勉強になったのが、第4章の『文章のスピード感をコントロールする』という項目。

 

これは単に、「とにかく無駄を省いてスピード感を重視すべき」という話ではなく、「常に適切なスピード感を意識して書こう」ということです。

 

例えば述べている内容は全く同じで、2.000文字かかっている記事と、1,000文字でまとめられている記事がある場合、当然後者の記事を読みたいですよね。

 

僕自身、余分な言葉、表現を詰め込みすぎて、無駄にダラダラ長い文章を書いてしまいがちでした。

ですが本書を読んでから、その都度「適切なスピード感」を意識するようになり、文字数に対する情報量がより濃密になるよう心掛けています。

 

また本書では、文章のスピード感は『情報量÷文字数』で割り出せると解説しています。

例えば、

『そのノートパソコンは2月3日に発売される。』

『そのノートPCは2月3日に発売。』

この2つの例文、どちらも情報量はまったく同じですが、上の文は21文字、下の文は16文字です。

すなわち、下の文章の方が『スピード感が高い』ということになります。

 

このスピード感を意識しつつも、「淡白な言い回し」「ぶっきらぼうな文体」にならないようにコントロールすることが、読まれる文章の根幹になるのかなと感じました。

このあたりの適切なバランスについては、本書を読み通すことで感覚をつかむことができるはずです。

ライター、ブロガー問わず全ての「執筆者」にオススメ

そんな『新しい文章力の教室』、こんな人におすすめです。

・適切な言い回しに長時間悩んでしまう

・「スムーズに読み通せる文章」が書きたい

・ライティング速度を上げたい

・「読まれる文章」の基礎が知りたい

ライター、ブロガーそれぞれ求められるスキルは異なりますが、「読者にとって読みやすい文章を作る」という点は共通項目です。

上記いずれかに当てはまる人は、ぜひ『新しい文章力の教室』を手に取ってみてください。

 

読後、ライティングとの向き合い方について改めて考えさせられますし、記事生産意欲も爆上がりすること間違いなしです。