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【書評】「20歳の自分に受けさせたい文章講義」リズムの良い文章ってどんな文章?

 

こんにちは、Webライターのヤマモトタツヤ(taoblog10)です。

今回は、「嫌われる勇気」でもお馴染みの古賀 史健さん著、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読んだ感想、書評です。

上記ツイートのとおり、個人的に「ライティングの教科書」として3本の指に入る良書だと思っています。

そんな「20歳の自分に受けさせたい文章講義」は、こんな人にオススメです。

・ライティングの基礎を学びたい

・ライティング速度を上げたい

・リズムの良い文章が書けるようになりたい

・ブロガー、もしくはライター

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当ブログでたびたび紹介している本書ですが、「リズムの良い文章を書くコツが知りたい」という人に特にオススメです!

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『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の概要

以下、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の概要です。

「話せるのに書けない!」人のための“文章の授業”
どうすれば自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えることができるのか? この授業のスタート地点はそこにある。そう、僕らは「話せるのに書けない!」のだ。人に口で伝えることはできても、それを頭の中で文章に変換しようとすると、とたんに固まってしまう。メールの一通すら、うまく書けない。「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為なのだ。決して「同じ日本語じゃないか」などと思ってはいけない。この授業では、現役のライターである僕が、現場で15年かけて蓄積した「話し言葉から書き言葉へ」のノウハウと哲学を、余すところなく伝えていく。学校では誰も教えてくれなかった“書く技術”の授業をいま、始めよう!

引用:Amazon

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の書評・感想

そんな「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の全体的な流れは、以下の感じです。

①リズムの良い文章ってどんな文章?

②「眼」で構成を考えよう

③「読者」と同じ椅子に座ろう

④原稿に「ハサミ」を入れてみよう

各章の情報量が多く、かなり読みごたえがあります。中でも個人的に面白いと感じた部分を紹介します。

「視覚的リズム」を意識しよう

読者は文章を「眼」で読んでいる。書き手は、聴覚的なリズムを意識する前に、「視覚的リズム」を考えなければならない。

パッと本を開いた瞬間、ブログ記事を見た瞬間、メールを開いた瞬間。読者はこの一瞬で「なんか読みやすそう」「なんか読みづらそう」を判断している。

もしここで「なんか読みづらそう」と判断されてしまうと、本は即棚に戻され、ブログは閉じられる。

P82~83参照

この視覚的リズムで読者を引き込むために、以下の3つが重要だと綴られています。

①句読点の打ち方
②改行のタイミング
③漢字とひらがなのバランス

とくに興味深かったのが、「句読点の打ち方、打つ意義」についてです。

 

句読点は本来視覚的リズムを意識して打つものではありませんが、「半分文字の空間」を作るための道具としても捉えられるとあります。

また、同じ文章でも、句読点を打つタイミングを変えるだけで、与える印象をガラリと変えることもできます。

「これが、負けか」
「これが負け、か」

少しニュアンスが変わりますね。面白い。個人的には、後者の方が言葉に重みを感じます。

このように、句読点の打ち方一つをとっても、文章から得られる視覚的なリズムがかなり変わります。これまで意識したことがないという人は必見です。

読者と「同じ椅子に座る」

相手(読者)の立場に立つのでは、まだまだマーケティングの域を超えない発想だ。

必要なのは、隣に立つことではなく、読者と同じ椅子に「座ること」である。

読者と同じ椅子に座り、肩を並べ、同じ景色を見ることである。そこでようやく自分も読者になれるのだし、本当の意味で読者を理解することができるのだ。

P159参照

深いですね。。

「自分も読者になれる」とありますが、ようするに、自分自身が一番の読者であり、「過去の自分」と向き合いながら書くことが大切だということですね。

この後、「10年前の自分に語り掛ければいいのだ」という一文が登場しますが、これは僕にとってライティングにおける座右の銘となっています。

以来、当時悩んでいた自分に向けて、「答え」を導きだしてあげるような感覚で執筆することを心がけています。

次第に、「自分が書く必要があるんだ」という強い発進意欲が自然と生まれ、ライティングで行き詰るということがほとんど無くなりました。

「読まれる文章」の本質が分かります

そんな「20歳の自分に受けさせたい文章講義」は、こんな人にオススメです。

・ライティングの基礎を学びたい

・ライティング速度を上げたい

・リズムの良い文章が書けるようになりたい

・ブロガー、もしくはライター

今回紹介した他にも、

  • 「話し言葉」を「書き言葉」に変換するノウハウ
  • 文章の面白さは「構成」から生まれる
  • 読者に、最後まで文を読んでもらう書き方

などなど、文章を引き立たたせるテクニックが、これでもかというくらい詰まっています。

ブロガー、ライターさんはぜひ手に取ってみてほしい良書です。

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