ライター業に興味がある人
未経験からライターとして稼ぐための勉強方法が知りたいな。
こういった疑問にお答えします。
- 勉強よりも「書いて挑戦」が大事
- 「稼ぐライター」になるために必要な勉強3点
- Webライターの収入推移目安
✔︎ 本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、専業Webライター歴5年ほどです。現在は1日3時間のWeb記事執筆業務で、安定的に月20万円の収入を得ています。
今回は、未経験からWebライターとして稼ぐための勉強方法について解説していきます。
本記事を読むことで、Webライターに必要なスキル、勉強方法がわかります。
僕自身、完全未経験から専業ライターになって5年目になりますが、そんな経験から得た知識をシェアしますね。
タップできるもくじ
「Webライターになるための勉強」は不要です
誤解を恐れずに言うと、「Webライターになるための勉強」は必要ありません。
未経験からWebライターとして記事を書く際、基本的には「個人のブログ記事執筆」から実績を積むことになります。
広告収入を目的とした、いわゆる「アフィリエイトサイト」の執筆業務ですね。
このブログ記事の執筆には、特別なスキルを要しません。
厳密に言えば、検索エンジン上で上位表示させるための「SEOライティング」というスキルが必要なのですが、駆け出しライターが執筆するブログ記事においてはさほど重視されません。
というのも、序盤はクライアント(発注者)から、テーマ、内容、文体等の指定をこと細かく受けるからですね。基本的に、クライアントの指示に沿ってWeb記事を書いていくことになります。
Webライターの仕事内容についてより詳しく知りたい方は、こちらの「Webライターの仕事内容をライター歴5年の僕が解説【収入目安は?】」を参考にしてください。
必要最低限の基礎知識は書籍から学べます
中には、「Webライターになるためには専門の資格や、教材が必要」といった声もありますが、正直それらに時間とお金を投資するのは勿体ないです。
なぜなら、現在は先人の知恵がまとめられた有益な専門書があるからです。
1,000円ちょっとの投資で、仕事を受注する方法、文章術の基礎、営業術まで全て学ぶことができるので、書籍からさくっと基礎を学んでしまいましょう。
参考図書
- Webライターの教科書的1冊
- 文章術の基礎が学べる1冊
上記2冊を1日かけて熟読し、翌日から「その専門書をロードマップに行動」でOKです。
Webライターとして大きく稼ぐために必要な勉強3点
序盤は、勉強に時間を割くよりも「とにかく書いて挑戦」することが大事です。
ですが、将来的に月10万円以上のWebライター収入を得たい場合は、以下3つの勉強が必須となります。
- SEOライティング
- WordPressの基礎知識
- 専門分野の知識を深める
一つずつ解説していきます。
SEOライティング
まず重要なのが「SEOライティング」です。
先ほども触れましたが、「Googleで検索上位を取るためのライティング」ですね。
当然、サイト運営者は自分の記事により多くのアクセスを集めたいので、Googleの検索結果で記事を上位表示させれるかどうかを重要視します。
ライターに求められる基本的なSEOスキルの例は以下です。
- キーワードに対する検索ユーザーの検索意図を汲み取る
- タイトル、説明文、見出しにキーワードを盛り込む
- 本文中に適度にキーワードを散りばめる
ここで言う「キーワード」とは、ユーザーがGoogleの検索エンジンに打ち込むワードですね。
このあたりを意識的にできるどうかが重要でして、クライアントに「SEOの知識があるな」と判断された場合重宝されます。
上記のような基本的なSEO対策については、こちらの「WebライターにSEOの知識は必要?【まずはこの3点だけでOKです】」を参考にしてください。
SEOライティングについて徹底的に学びたいと言う場合は、下記の「沈黙のWebライティング」がオススメです。
WordPressの基礎知識
WordPressを扱うことができるライターは、クライアントに喜ばれます。
記事を書くだけでなく、投稿までセットでやってもらえるって、発注者としてはこれほど楽なことはありません。
そんなWordPressは、自分自身でブログを立ち上げて覚えるのが一番手っ取り早いです。
一ヶ月ほどブログに記事を投稿することで、WordPressの基礎は身につきます。
初期コストはかかりますが、一度立ち上げたブログはライターとしてのポートフォリオに活用できるので、長期的な運営をおすすめします。
そんなWordPressブログの立ち上げ方法は下記の記事にてまとめています。
初心者でも簡単に開設できるように画像付きで解説しているのでぜひ参考にしてください。
専門分野の知識を深める
ライターとしての「専門分野」を持つと、そのジャンルを活かして収入を伸ばすことができます。
特定の分野の知識を深めるために、Web記事や専門書などでインプットしておくのがおすすめです。
知識が深まると、より専門性の高い良質な記事を書くことができますし、記事を書くにつれて情報をリサーチする時間も減っていくので、効率的に収入を伸ばすことができます。
また、専門ジャンルを持つと「不動産ライター」「金融ライター」「スポーツライター」などと名乗ることができるので、その人がどんなライターなのかが一目でわかるようになり、直接依頼が入りやすくなります。
このあたりは、下記の記事でも掘り下げているのでぜひ参考にしてください。
Webライターの収入目安は?
最後に、そんなWebライターの文字単価、収入の推移の目安を掲載しておきます。
ちなみに、下記表の「ライター歴半年以降」の文字単価と月収は、先ほど紹介した3点を習得している前提の数値となります。
ライター歴 | 文字単価 | 月収 |
~3ヶ月 | 0.5~0.8円 | 2〜4万円 |
3ヶ月~半年 | 0.8~1円 | 4〜6万円 |
半年~1年 | 1円~1.5円 | 6〜10万円 |
1年〜 | 1.5円〜2,5円 | 10〜20万円 |
2年〜 | 2円〜4円 | 20万円〜 |
稼働時間によっても大きく変動するので、あくまで目安ではありますが上記のようなイメージです。
「文字単価が1円で、稼働時間が週30時間」と仮定した場合、月収10万円前後が目安となります。
ちなみに僕自身は、2年目に文字単価が3円に上がってから、専業で食べていけるようになりました。なお、執筆媒体はブログ、アフィリエイトサイト、企業サイト(SEO)のみです。
まとめ:Webライターに必要なのは勉強より行動
今回は、「Webライターを始める際に必要な勉強」というテーマでお話ししました。
「序盤こそ、勉強よりも書いて挑戦することが大事」というのが結論です。
僕自身、「Webライターで稼ぐ」と決心したと同時に、即求人サイトに登録して案件受注していました。
そもそも、僕が始めた5年前はまだWebライティングに特化した書籍や情報もなく、手探りで始めた感じですね。
結果的に、行動する過程で文章術や営業術は身につきましたし、現在は優良なロードマップがあちこちに用意されている神環境なので、わりとチートかなと思ったりです。