こんにちは、わたやです。
↓の本を読んだことをきっかけに、1ヶ月間「一汁一菜生活」を試してみました。
これまでは、「一汁三菜」が健康的とされてきましたが、これだと栄養過多になりかえって不健康なのだそうです。そこで著者が提唱するのが「一汁一菜」。
工夫次第でしっかり栄養を補える上、毎日の食事にかかる時間が最小限に抑えられる等メリットが多いようです。
というわけで今回は、本書を参考に実際に一汁一菜を1ヶ月取り入れた感想をまとめてみます。
そもそもの一汁一菜の定義
一汁一菜の定義は↓の通りです。
一汁一菜とは、主食(白米や玄米や雑穀米)に、汁もの(味噌汁 等)一品と、菜(おかず、惣菜)一品を添えた日本における献立の構成の一つであり、粗食を指す。「一汁一菜」と言っても、汁と菜にさらに「香の物」(=漬物類)を少量添えることはしばしばある。
引用:Wikipedia
「白米」「汁もの」「菜」の3つ揃った食事が一汁一菜。
早速、圓尾さんの本を参考に毎晩の食事を一汁一菜に変えてみました。
夕食を一汁一菜に変えたことで起きた変化
最初にお伝えしておくと、僕は一ヶ月以上経過した現在も一汁一菜生活を続けています。
なぜなら、想像以上にメリットが多く、やめる理由が見あたらないからです。
「腹8分目」で満足できるようになった
まず一番大きな変化が、「満腹になるまで食べる」という食事の根本的な概念が変わったことです。
これまでは、満腹どころか、腹12分目ぐらいまで食べないと満足できなかった僕。完全に過食状態です。
ただ、一汁一菜を取り入れてから食事量が減り、現在は7、8分目で十分満足できるようになりました。
いきなり量を減らした訳ではなく、最初は白米を普段より多く盛り、おかずを具だくさんの味噌汁、納豆に変え、たくあん等の漬物を一品導入。
ここから少しずつ白米の量を減らし、4日目あたりで総カロリー数は普段の食事の半分ほどまで落ちました。
一汁一菜のレシピや、調理時のコツなどは本書にこれでもかというほど掲載されており、困ることはありません。とくに味噌汁のレシピが豊富で大変参考になりました。
「食事=お腹いっぱい食べるもの」という概念がひっくり返って、紛れもなく僕の食生活に革命が起きた瞬間です。
体調が良く、眠くならない
脱過食で胃に負担がかからなくなり、体調面も良好です。健康面での変化も実感しています。
また、食後睡魔に襲われることもなくなりました。おかげで夕食後もバリバリ活動することができています。
僕自身もともと熟睡できるタイプなのですが、一汁一菜を取り入れることで睡眠の質も向上するようです。
食事の時間がより楽しくなった
「一汁一菜なんて物足りないし、すぐに飽きてしまいそう」と感じるかもしれませんが、僕の場合はそういうことはありませんでした。
そもそも、短時間で調理ができるという点で「時短メリット」があるわけです。調理、食事にかかる時間を短縮することで、その分他のやりたいことに時間を充てることができます。なので、まずこの習慣に「飽きる」ということはありません。
また、限られた食材をじっくり味わって食べるので、味覚が敏感になります。かえって食事の時間がより楽しくなりました。
まとめ:ストイックに一汁一菜に拘る必要はない?
基本は一汁一菜を楽しんでいますが、ときには肉料理など食べることもあります。
最近は、「一人での食事は一汁一菜、誰かと食事をするときは気にしない」といった感じでゆるく続けています。
時短できて、かつ体調面も良好ということで、メリット多き一汁一菜。ほんとに取り入れてよかったです。味噌汁のレシピなどもう少し極めたいですね。
ズボラな僕としては、一汁一菜なら料理の上手い下手がほとんど関係ないという点もまた魅力的です(笑)
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