どうも、イヤホンコレクターのロピログ(@taoblog10)です。
表面に触れるだけで操作できる、タッチセンサータイプが主流になりつつある完全ワイヤレスイヤホン。
どんどん機能性が向上する中、遂に本体に「触れず」に全ての操作ができる製品がROWCINGから誕生しました。
それが、「ROWCING AI-007」です。
ボイストリガー機能の搭載と高精度センサー内蔵の声紋認証により、すべての操作が音声のみで完結する、言わば”AI”完全ワイヤレスイヤホン。
35時間連続再生の大容量バッテリーに加えて、防水規格IPX5、6.1mmダイナミックドライバー搭載と、機能面、音質ともにかなり期待できる一品です。

USB-C、ワイヤレス充電にも対応!
というわけで今回は、そんなROWCING AI-007の使用感、音質について詳しくレビューしていきたいと思います。
ROWCING AI-007の外観と同梱品
「ROWCING AI-007」は、ボイストリガー機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホン本体に発声することで音楽再生、音量調整、曲送り、通話などの操作が行える最新の音声アシスタント機能です。
音声アシスタントを搭載した製品自体は過去にもありましたが、「曲送りだけタッチじゃないと操作できない」等一部機能に非対応なことが多く不便さを感じることがありました。
その点ROWCING AI-007は、主要操作がすべてハンズフリーで完結するのが最大の特徴です。
加えて、防水規格「IPX5」に対応しており、雨天時や汗が気になる運動時も安心して使用できます。
カラーバリエーションは、ブラックとホワイトの2色展開となっています。
マット素材のイヤホン本体は、初代AirPodsに通ずるうどん形状ですが、インナーイヤー型ではなくカナルタイプとなっています。
重さは左右合わせてわずか10g。
数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でも、最軽量クラスに仕上がってます。
使用時以外は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
マットな質感のイヤホン本体とは異なり、ケース表面は光沢がかったピアノブラック塗装で上質感があります。
ケースサイズは、55mm×59mm×31mmとフルワイヤレスイヤホンとしては平均的なサイズ感です。
小型でお馴染みのAirPods Proと比較すると、一回りほど大きいですね。
イヤホン本体を含めたケースの重量は66g。AirPods Pro+10gなので、まずまずの軽量設計に仕上がっています。
左側面には、充電用のUSB-Cポートを備えています。
Qi規格のワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば、置くだけ充電も可能です。
ROWCING AI-007は、イヤホン単体の連続再生時間が約7時間、ケース併用で約32時間と、音声技術を搭載しつつもしっかりロングバッテリーを維持。
バッテリー残量は、ケース内部のLEDインジケーターでいつでも確認できます。
- ランプ4つ点灯⇒バッテリー残量100%
- ランプ3つ点灯⇒バッテリー残量75%
- ランプ2つ点灯⇒バッテリー残量50%
- ランプ1つ点灯⇒バッテリー残量25%
パッケージ内容は、以下の5点です。
- イヤホン本体 左右各1個
- 充電ケース 1個
- 交換用イヤーチップ 2種類各3サイズ(S, M, L)各1ペア+SS1種類
- 充電用USBケーブル 1本
- 取扱説明書兼保証書 1部
イヤーチップは、Mサイズが本体装着済みで、耳の形状に合わせて全8つのタイプから差し替えることができます。
ROWCING AI-007の使用感と音質
まず装着感ですが、ROWCING AI-007はとにかく付け心地が良いです。
ギュっと耳奥に押し込む感覚ではなく、インナーイヤー型のように軽く差し込むとしっかりフィットするので、カナル型特有の密閉感は最小限に抑えられています。
操作は、すべてボイストリガー機能で行います。
「Hello, Voice Q」と呼びかけると、音声アシスタントが起動し、音楽再生、音量調整、時刻確認、通話など、すべての操作がハンズフリーで完結。
この機能、あまりにも便利すぎて、一度慣れてしまうと他機器の物理操作が煩わしく感じてしまうのが唯一のネックです(笑)
「Hello, Voice Q」「〇〇の曲」と呼びかけると音楽が再生され、再生中も「Hello, Voice Q」「今何時?」と呼び掛ければ時刻確認ができます。
「Next Song」と言うと曲送り、「Previous Song」と呼びかければ曲戻し…という具合に完全に音声のみで操作できちゃいます。
- 音楽再生中
「Next Song」(ネクストソング):曲送り
「Previous Song」(プレビアスソング):再生中の曲の先頭、または、曲戻し - 電話の着信時
「Accept Call」(アクセプトコール):着信を受ける
「Reject Call」(リジェクトコール):着信を拒否 - 音声アシスタントを起動する操作
「Hello, Voice Q」と発声した後に呼びかけ
例:「音量を上げて」「今何時?」「〇〇に電話して」「明日の天気は」
そんなROWCING AI-007は、全体的に音の広がりが良いのが特徴的で、6mmの金メッキダイナミックドライバーを内蔵しているだけあり中〜低音が太めのサウンドに仕上がっています。
それでいて、高域の女性ボーカルの音もしっかり明瞭感があり、バイオリンなどの弦楽器もクリアで心地良いです。
スネアなどの打楽器や効果音も「タンっ!」と気持ちよく響くので、ポップス、クラシック、EDM等ジャンル問わずオールラウンドに楽しめます。
また、「AAC」「apt-X」の両コーデックに対応しているので、iPhone、Android問わずサブスク音源を高音質補正してくれるのも◎
Bluetooth 5.0対応で、Qualcommチップ「QCC3020」を搭載しているので、電車内や人混みの中での使用時も音切れなくしっかり接続が安定しています。
充電端子が汎用性の高いUSB-Cであることも含めて操作性は申し分ありません。
ROWCING AI-007レビュー:まとめ
今回は、【ROWCING AI-007レビュー】「触れず」に操作が可能な”AI”完全ワイヤレスイヤホン【Qi充電対応】についてご紹介しました。
ボイストリガー機能の搭載と高精度センサーによる声紋認証により、すべての操作が音声で完結する、言わば”AI”完全ワイヤレスイヤホン「ROWCING AI-007」。
35時間連続再生の大容量バッテリーに加えて、防水規格IPX5、6.1mmダイナミックドライバー搭載と、機能面、音質ともに高水準な一品です。




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