どうも、テレワーカーのロピログ(@taoblog10)です。
Amazon限定販売のLG34型ウルトラワイドモニター「34WL500-B」を使い始めてから5ヶ月が経過しました。
今回は、そんなLG 34WL500-Bの長期間使ったからこそわかったメリット・デメリットをまとめたいと思います。
メインモニターとしてテレワークや動画視聴で使用してみた率直な感想なので、ウルトラワイドモニターの導入を検討中の方はぜひ参考にしてください!
LG 34WL500-Bの概要と外観
まずは、「LG 34WL500-B」の基礎スペックをおさらいしておきます。
画面サイズ | 34インチ |
パネル | IPS・ノングレア |
解像度 | 2560×1080 |
表示色 | 約1,677万色 |
コントラスト比(標準値) | 1,000:1 |
アスペクト比 | 21:9 |
寸法(スタンド付き) | 826×487×209 |
重量(スタンド使用時) | 6.9kg |
ポート | HDMI2口・イヤホンジャック |
価格 | 約39,000円 |
横長の34インチということで、デスクに設置するとなかなか迫力があります。平面と曲面タイプがありますが、今回レビューするのは作業用途に適した平面タイプ。
画面中央下部に、各種操作を行うためのスティックボタンがあります。初期設定後に触ることはほとんどありませんが、正面から押しやすい位置にあるのはうれしいですね。
接続ポートは、HDMI×2とヘッドフォン出力端子の3つと最小限。
残念ながらUSB-Cポートは非搭載。MacBookなどのノートPCを接続する場合はHDMIポート搭載のUSB-Cハブが別途必要になります。
また、DisplayPortや内蔵スピーカーも非搭載なので注意してください。
VESA規格は100×100mmなので、Amazonベーシックなどの一般的なモニターアームが取り付けられます。
LG 34WL500-Bを5ヶ月使った感想
MacBookと発色が近い
MacBook Proの外部ディスプレイとしてLG 34WL500-Bを使ってみてまず良かった点が、発色が似ているところ。
これまで10台以上のモニターをMacBookの外部モニターとして試してきましたが、一番Apple製品と色味が近いかも…?初期値のまま違和感無く使えているので、MacBookユーザーには特におすすめできます。
色味が近いとデュアルディスプレイとしても使いやすいですし、Macで写真や動画編集をする方であれば尚更おすすめです。
また、明るさ、色温度、コントラストなど細かく調整できるのもうれしいですね。
表示サイズを落とさず2窓出せるから作業が捗る
フルHDの解像度で、2〜3窓開きながら作業できるのも嬉しいポイント。
4Kの場合、フルHD4枚分の情報を4Kモニターに表示させることになるので、テキストの大きさも1/4になってしまい長時間作業時は目に負担がかかります。
その点、表示サイズを保ちつつ物理的に1枚あたりの情報量を増やせるウルトラワイドは作業が捗ります。
4Kモニターもいろいろ試してきましたが、ブログ執筆などテキスト作成が主な用途の僕は結局フルHDワイドがしっくりきていますw
IPSパネルなのに視野角はそこそこ狭い…?
パネルはIPS対応ですが、ぶっちゃけ視野角は狭いです。
発色自体は良いものの、少し角度をつけてると結構ぼやけますね…。
そもそも34型ワイドをサブとして脇に配置するシーンはほぼないと思いますが、視野角を重視される場合は曲面タイプが無難だと思います。
ただ、非光沢のノングレア液晶なので日中でも光反射や映り込みがなく使えるのは快適です。作業用途でのメインディスプレイとして使う分には、むしろこちらのメリットの方が実感できますね。
映画を黒帯なしで画面いっぱいに映せる
映画を画面いっぱいに表示できるのも、アスペクト比率が21:9のウルトラワイドの大きなメリットです。
一般的なワイドモニター(16:9)の場合上下に黒帯が出てしまいますが、LG 34WL500-Bは全画面表示で映画を楽しめるのが良いですね。もちろんゲームプレイ時も表示領域が広がるので快適です。
一方で、アニメやYouTube動画は基本的に21:9の画面比率に未対応のため左右に黒帯が出てしまいます。動画コンテンツの試聴を期待して購入される場合は、事前にコンテンツの表示比率を確認しておいてください。
ちなみに、本製品の解像度は2560×1080なので、普通に動画視聴する分にはそれなりに高画質で見ることができます。ただ、Mac製品のRetinaディスプレイなどと比較するとどうしても画質は劣るのでその点もご留意ください。
モニターアームは必須
使いはじめの1ヶ月間は付属のスタンドを設置して使用していたのですが、台座部分が結構場所を取るので途中からモニターアームに切り替えました。
アームで浮かせることで画面下にスペースができるので、デュアルディスプレイ時も2画面を上下配置できて作業が捗ります。
ちなみに、スタンドは前後のチルトのみ対応していますが、首振り、ピボット、昇降機能などは非対応なので、やはりモニターアームでの設置をおすすめします。
エルゴトロンのOEMであるAmazonベーシックのモニターアームを使っていますが、対荷重が11.3kgあり、重量のある34型ディスプレイも余裕を持って浮かせることができるのでおすすめですよ。
LG 34WL500-B長期レビュー:まとめ
本記事は、【LG 34WL500-B長期レビュー】34型ワイドモニターを5ヶ月メインで使った感想について書きました。
- MacBookと発色が近くて相性がいい
- フルHDで二画面出せるのが快適
- IPSパネルだけど視野角はそこそこ狭い
- 映画を黒帯なしで画面いっぱいに映せる
- モニターアームは必須
MacBookとの相性がいい点と、フルHDで物理的に表示領域を広げられる点は特に気に入っています。加えて、ノングレアで映り込みが少ないので、1日中快適にPCワークができています。
ただ、スタンドは前後チルトしかついていないのと、IPSなのに視野角が狭い点はデメリット。
ただこの2点はモニターアームの設置で解決できるので、ぜひアームでの取り付けをおすすめします。



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