
今回は、昇降デスクでお馴染みのFLEXISPOT社から出ている卓下式引き出し「FLEXISPOT S01」をレビューしていきます。
これまでPCデスク周りの収納は、天板裏にテープで貼り付けている簡易のミニ引き出し×2で何とかやりくりしてきました。

サイドワゴンを置くほどではないけど、ノートや書類が入る程度の収納がほしいな〜と思っていた折、ありがたいことに先日購入した電動昇降デスクのFLEXISPOTさんから卓下式引き出しのレビュー機会をいただきました。

簡単に後付けが可能ということで、FLEXISPOTの公式ストアでも長らく在庫切れが続いていた人気アクセサリー。実際にPCデスクに導入してみたので、期待以上だったこと、期待を上回らなかったことなど感想を率直にレビューしていきたいと思います。
取り付け工程や、天板に設置するにあたっての注意点などもまとめいますので、導入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
FLEXISPOT S01の概要と付属品チェック
「FLEXISPOT S01」は、電動式昇降デスクのトップシェアメーカーであるFLEXISPOTから販売されている、後付けタイプの卓下式引き出しです。
製品名 | FLEXISPOT S01 |
サイズ | 28.8cm×19.0cm奥行き:37.0cm(引き出し後69cm) |
耐荷重 | 10kg |
ロック機構 | 有(鍵2個付き) |
説明書 | 日本語対応 |
カラー | ブラック/ホワイト |
定価 | 税込8,800円 |
カラーは、ブラックとホワイトの2色展開。今回は、昇降デスクのフレームの色に合わせてホワイトの引き出しを使用しレビューしていきます。


こちらがパッケージ。二重ダンボールの厳重な梱包で届きました。ではでは開封していきます!

内容物は以下のとおりです。付属の工具で、引き出し本体に取り付け金具を設置するだけの至ってシンプルな設計。

- 引き出し「S01」本体
- ドライバー
- ネジ
- 鍵2個
- 位置合わせボード
- 取り付け用ブラケット
- 取扱説明書
引き出し本体は、電動昇降デスクのフレームと同じく金属筐体で高級感があり、耐久性も高そう。

天面と引き出し内の表面には、フェルト加工が施されており、物を収納する際に傷がつかないよう工夫されています。ガジェットの収納も安心。

もちろん説明書は日本語に対応。組み立て、設置方法がイラスト付きでわかりやすく解説されています。

FLEXISPOT S01の取り付け手順
使用感のレビューの前に、組み立て、設置方法についてまとめておきます。組み立てといっても、引き出し本体はほとんど完成している状態なのでとても簡単。
まず、付属のブラケットを引き出し本体にネジ止めで固定します。念のため引き出しの鍵は予め閉めておいてください。

ブラケットを取り付けたら引き出し本体は完成!あとは天板裏に取り付けるだけ。

引き出しを持ち上げた状態で、設置したい位置にドライバーで固定していきます。僕は「かなでもの」のパイン材天板を使用していますが、電動昇降の脚と同じように穴あけ無しでネジ止めできました。電動ドライバーがあれば5分程度でさくっと取り付けられます。

天板の硬さによってはドリルでの穴あけが必要な場合もあるので、その際は付属の位置合わせボードを使って予め天板に印をつけてから行ってください。FLEXISPOTの純正天板も結構硬いので、軽く穴あけしておくとスムーズにネジ止めできるかと思います。

これで設置完了!今回はドリル要らずだったので10分程度でサクっと設置できました。

FLEXISPOT S01を取り付けて1週間使用した感想
実際にメインのPCデスクにFLEXISPOT S01を取り付けて1週間作業してみたので、期待以上だったこと、期待を上回らなかったことなど率直に感想をまとめていきたいと思います。
開閉が滑らかで使い勝手は申し分なし
まず、純粋な引き出しとしての機能ですが、開閉がスムーズで使い勝手がいいです。開け閉めする際にガタつくこともなく、音もとても静か。

実際に物を入れてみると思ったより大容量で、A4サイズのファイルがすっぽり収まるくらいの幅があります。

深さは、厚めの単行本が3冊入るくらい。後付けの簡易引き出しにしては贅沢な収納力。

この手の簡単に設置できる引き出しはどうしても作りも見た目もチープな物が多い中、FLEXISPOT S01は外観、使用感、収納力どれをとっても満足度が高いです。あと、フェルト加工のおかげで物を出し入れする際にガチャガチャ鳴らないのも地味だけど嬉しいポイント。
引き出し上部のスペースが何かと便利
引き出し上部がフリースペースとして活用できるのもFLEXISPOT S01の大きな特徴です。

ここには、クラムシェルで運用している13インチMacBook Proを配置してみました。

これまではスタンドで縦置きしていたPCも、この置き場のおかげでデスク上のスペースを潰すことなく手元に配置できました。PCの取り回し、周辺機器の接続もよりスムーズになったので、PC収納用途としてもかなり実用性が高いです。
もちろん、日常的に使う小物をスタンバイしておくも良し。3つぐらいに絞っておけばノールックでサッと取り出せますw

天板幅は最低140cmないと厳しい?
今回、幅140cmの天板に、昇降フレーム部分から1㎝幅をとって設置しました。

設置した図がこちら。


座った際の圧迫感や作業中に手狭に感じないか少し不安でしたが、問題なく快適に使用できています。
ただ、天板幅が140cm以下の場合、座った際に引き出し本体がイスのアームと干渉したり、可動域が狭くなる可能性があるので注意が必要です。130cmであればギリギリ収まりそうですが、FLEXISPOT純正の120㎝天板とかだとキツそう。天板幅によっては他社製品の方が適しているケースもあるかと思います。
FLEXISPOT S01レビュー:まとめ

改めて、FLEXISPOT S01の特徴をまとめると…
- デザイン性、使用感、収納力の三方良し
- 後付け引き出し特有のチープ感なし
- ノートPCの収納にも最適
- 天板幅は最低140cmあった方が良い
天板裏に後付けできる、便利な卓下式引き出し「FLEXISPOT S01」。電動昇降デスクに定評のあるFLEXISPOT製なだけあり、使用感や堅牢性は申し分なしの品質です。
デスク周りに収納スペースを作りたいけど、サイドチェストやワゴンを置くほどの余裕はないといった人は、ぜひFLEXISPOTの卓下式引き出しで天板裏のデッドスペースを活用してみてください!
今回は以上です。「デスク裏に後付けできる卓下式引き出し「FLEXISPOT S01」を設置してみた【レビュー】」でした。

