どうも、腰痛持ちデスクワーカーのロピログ(@LOPYLOG)です。
ブログ運営、ライティングを仕事にする僕は1日中パソコンに張り付きがち。

気がつくと8時間以上座りっぱなしで腰が痛い。
そんな作業時のツライ腰痛との戦いに終止符を打つべく、メインデスクに高級オフィスチェアを導入しました。
今回購入したのが、Ergohumanのフラッグシップモデル「エルゴヒューマンプロ」です。
近頃はニトリやIKEAに行けば1万円程度でそれなりに品質の良いチェアが買えますが、今回は腰痛の長期対策もかねて思い切って高級チェアの購入を決断。
一番重要な腰当て部分のランバーサポートが独立式で、かつメッシュ素材で通年快適に使えるという2点が決め手でエルゴヒューマンプロを選びました。
というわけで今回は、そんなエルゴヒューマンプロを3週間みっちりデスクワークに使った感想、実際に使ってわかったメリット・デメリットなどまとめたいと思います。購入を検討中の方に参考になれば幸いです!
エルゴヒューマンプロの概要と外観
「エルゴヒューマンプロ」は、オフィスチェアメーカーErgohuman最上位モデルのオフィスチェアです。
オットマン内蔵式のモデルもありますが、僕は今回通常タイプのブラックを購入。
まず大きな特徴が、全面メッシュ素材。
合成皮の一般的なオフィスチェアは長時間座っていると座面が蒸れるのがデメリットですが、エルゴヒューマンプロはとにかく通気性が良く快適です。
底面のノブを回すことで、なんと座面の角度を変えられます。最大まで回すと後部が2㎝上昇するので、後傾座面が苦手な僕にとっては何気にすごく嬉しい機能。
もちろん座面の高さも無段階で変えられます。
座面右側のレバーを前にスイッチすることで、座面の前後スライドも可能。最大6㎝分前にずらせるので、実質座面の広さを拡張できるような感じです。
特筆すべきは、独立型のランバーサポート。
深く腰掛けると腰全体をグイっと押し出してくれるので、長時間作業時の腰の負担を軽減してくれています。ヘビー腰痛持ちの僕としては、このランバーサポートの恩恵がマジで大きい。
ランバーサポートは背面とセットで上下にスライドできるので、体の大きな人でも安心。僕は、腰と背中の中間あたりにランバーサポートが当たる位置に固定しています。
ヘッドレストは上下に5㎝可動し、角度も4段階で調整可能です。ちなみに、エルゴヒューマンプロには「ハイタイプ」と「ロータイプ」がありますが、違いはこのヘッドレストの有無となっています。
アーム部分の可動も秀逸で、前後左右上下と多彩に調整ができます。まさに4Dアームレスト。
高さ調整も9段階とかなり自由度が高いです。
キャスターはポリウレタン素材なので、床を傷つけない点も何気に嬉しいポイント。座った状態で移動する際も、キャスターのゴロゴロとした騒音が無くスムーズに移動できます。
エルゴヒューマンプロで3週間デスクワークした感想
ここからは、エルゴヒューマンプロを3週間みっちりデスクワークに使った感想と、実際に使ってわかったメリット・デメリットなどまとめていきます!
独立ランバーサポート単体で10万円の価値あり?
前述のとおり、腰痛持ちの僕としてはこの独立式のランバーサポート単体に10万円以上の価値を感じています。それほど感動体験でした。
これまでは、背もたれに深く腰掛けるとかえって痛みが大きくなり、常に先端部分に前傾気味で座って意識的に背筋を伸ばしていたわけですが…。
エルゴヒューマンプロはランバーサポートの跳ね返りが強く、しっかり腰を押し出してくれるので深く腰かけられます。
そのため自然と骨盤、背筋が立つので、長時間作業時の負担も軽減しました。独立式で、ポジションを細かく変えられるのも嬉しいポイントです。

もう従来のオフィスチェアには戻れない…
自由度の高いリクライニング機能
作業の合間に何気に多用するロッキング機能。エルゴヒューマンプロは、背もたれを最大38度までリクライニングさせることができます。
さすがは高級チェア、リクライニングのテンション調整まで備えており、ハンドルを回すことでロッキングの硬さを無段階調整できます。
リクライニングの固定・解除もレバー操作でスムーズに切り替えられます。自由度が高く操作もシンプルなので、これまで以上にリクライニングを多用するようになりました。
エルゴヒューマンプロの気になった点
ここまで良かった点ばかり挙げてきましたが、しばらく使用して気になった点もいくつかありました。
デメリットと言い切るには全然弱いですが、噂のとおりホコリが溜まりやすいです。座面下や背面の骨組みが複雑な構造になっているので、その部分に集中的に溜まりますw
3週間でうっすらとわかるぐらいホコリが溜まっていたので、小まめな掃除が必要ですね。
もう一点、こちらも機能性のメリットと表裏一体なのですが、アームレストが不必要に動いてしまうのは少し気になりますね。
立ち上がる際、座る際など手を乗せるたびに「ガチャ」と音がして外側に向いてしまいます。
そもそも接続部分がグラグラと不安定なのが気になりますが、4D可動にするためにはある程度仕方がないことなのかもしれません。
チェアとしての性能には不満がないので、強いてウィークポイントを挙げるとするとこの2点ぐらいですね。
スペック早見表
そんなエルゴヒューマンプロのスペック一覧は以下のとおりです。
HIGH Type | LOW Type | |
製品名称 | EHP-HAM | EHP-LAM |
サイズ | W655×D655×H1160~1300mm/SH460~550mm | W655×D655×H975~1065mm/SH460~550mm |
重量 | 28.3kg | 27.0kg |
仕様詳細 |
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エルゴヒューマンプロレビュー:まとめ
本記事は、【エルゴヒューマンプロ レビュー】腰痛持ちデスクワーカーが3週間高級オフィスチェアを使った感想について書きました。
腰当てのランバーサポートが独立していて、かつメッシュ素材でオールシーズン快適に使える高級オフィスチェア「エルゴヒューマンプロ」。
その他、リクライニングのテンション調整、バックシートの高さ調整、座面昇降・座面奥行き調整などあらゆる機能を備え、自分の体に最適な形態にカスタムすることができます。
価格10万円とチェアとしては高額ではありますが、一度購入すると長期的、快適に使えるものなので、検討中の方はぜひこの機会に導入されてみてはいかがでしょうか。