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dripの二階建てリュックFLOORPACKが最高のバックパックだった【レビュー】

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クラウドファンディングで支援額9,000万円を突破し話題をよんだ、dripの”二階建てリュック”ことFLOORPACK」。9月30日からdrip公式サイトで一般販売が開始され、予約注文していた僕の手元にもついに到着…!

早速メインのPCリュックに1ヶ月間使ってみたので、今回はそんなFLOORPACKの使用感や特徴など詳しくレビューしていきます。結論からいうと、お世辞抜きで良すぎるバックパックでした。

目次

drip『FLOORPACK』の特徴

9月30日に株式会社dripから一般販売されたバックパック「FLOORPACK」。最大の特徴は、内部が上下に分かれている”2階建て構造”になっていること。

カメラやPCのアダプタといった、重たい物を上部に持ってくることで、リュック自体の重心が安定して体に負担がかかりにくく、重さを感じにくいのだそう。

また、容量が約13Lと大きすぎず小さすずちょうどいいサイズ感で、タウンユースとしてはもちろんビジネスシーンでも使えるシンプルかつ上品なデザインも魅力のバックパックです。

スクロールできます
製品名FLOORPACK
サイズ高さ395×幅280×奥行き115(mm)
容量約13L
本体材料630Dコーデュラマイティ(ボディ)、ナイロン(テープ)、牛革(熟成レザー)
重さ約755g
価格22,800円(税・送料込み)
製品詳細

FLOORPACKの外観や機能性

外観

スクエア型のFLOORPACKの外観は、装飾などが一切ないミニマルなデザイン。フロント部分に縫い目やポケットもなく、スッキリとした外観です。

背面のデザインもとてもシンプル。素材には国産のバリスティックナイロンが使われているので、質感や耐久性にも優れています。

ストラップ部分は細くてスタイリッシュな反面、クッション性はそれなりといった印象。ボディとのサイズバランスはとても良い感じ。

底面、持ち手、ジップハンドルには、drip製品ではお馴染みの熟成レザーが贅沢に使用されています。光沢感のある牛革で、質感、触り心地は最高。

また、ジップはすべて止水加工が施されています。リュック自体に防水性は謳われていないので、ひょっとするとラインをスッキリ見せるデザイン的な意味合いでの採用かな〜と思います。開閉はどのジップもとても滑らか。

ストラップの長さもスムーズに調整できます。ただ、余った部分がぶらぶらしてしまうので、ベルトクリップなどで固定しておくのが良さそう。

上部のメイン収納

上部には斜めにジッパーがついており、ガバッと大きく開く設計になっています。手軽に中身にアクセスでき、電車内などで前に背負う際も荷物の出し入れがしやすいのが個人的に嬉しいポイント。

ポケットはPCスリーブ・メッシュポケット・ペンポケット・上部本体の計5箇所あり、それぞれの物に適したスペースに収納できます。

メッシュポケットは伸縮性があり、大きめのカメラレンズなんかもすっぽり収まります。

メッシュポケット裏のPC専用スリーブには、16インチまでのPCが収納できるので大抵のノートPCは収納できるはず。必ずPCを持ち運ぶので、メイン収納の仕切りを外すことなく出し入れできる設計はありがたい…!

14インチMacBook Proもスッポリ

PCスリーブには、dripとLEKTのロゴがプリントされています。唯一のロゴにもかかわらず、普段は見えない場所にあってデザインや外観を損なうことがないのは良心的。

下部の収納

下の収納(一階部分)も、ダブルジッパーを開くことで大きくガバッと開きます。この部分は衣類や小物ポーチ、ちょっと大きめの機材なんかを収納するのに適していますね。

ジッパーが底面とつながっているので、「歩いてる最中に中身を取り出せないのでは…?」と思いましたが、サイドのみでジッパーの開閉ができるのでまったく問題なし。いざ使ってみると、むしろめちゃくちゃ歩きながら片手で出し入れしやすい構造ですねこれ。

ただ、高さはあまり無いので、厚みのある物の収納は限られます。ぼくは普段ガジェットポーチとかを入れてますが、1泊分の着替えくらいならギリ入るかな〜くらいの容量。それにしても上下セパレート仕様の快適さに慣れてしまうと、従来のバッグには戻れないですね‥。

また、両サイドにはペットボトルホルダーをそなえ、500mlのペットボトルや折り畳み傘が収納できます。一般的な外側についてるサイドポケットは使いやすい反面、デザイン性はどうしても損なわれるので個人的に嬉しいポイント。

もちろん仕切りを外して”一階”にすることも

大きい荷物を運ぶときは、マジックテープの仕切りを外して1つの広いスペースにして使うこともできます。

これなら2泊分の衣類くらいは余裕をもって収まります。ちなみにこの仕切り部分、マジックテープと言えど強度はかなり丈夫で、どれだけ重たいものを上部に入れてもびくともしません。それでいて脱着も手軽なので2Wayとしての使い勝手は最高ですね。

その他の小物ポケットも豊富

普段使いのバックパックとして「これがあったらいいな〜」がたくさん詰まったFLOORPACK。

バッグ天面には、小物収納に便利なポケットがついています。ここには、Wi-Fiデバイスやイヤホン、モバイルバッテリーなど頻繁出し入れする小物なんかを収納しています。

メイン収納を開くことなく取り出せるのでとても便利。また、内側の生地がホワイトベージュになっていて、暗い場所でも中が視認しやすいのも嬉しいポイント。

背面の両サイドには、小さなジップ付きポケット。

中は繋がっておらずそれぞれ独立した収納として使えるのが良いですね。容量は最小限といった感じですが、薄い財布や替えのマスクなんかをこの部分に閉まっておけるのが便利。

FLOORPACKの使い心地

FLOORPACKが届いてから、1ヶ月間メインのPCリュックとして使ってみました。上部にカメラなど重たいものを収納することで、たしかにリュックの重心が安定する感覚はすごくあります。

歩いてる最中にリュックが左右に揺れることなく背中にフィットしてくれるので、その分リュックの重さも感じづらく快適。特にカメラやらPCを1日中背負って歩く日なんかは、FLOORPACKで持ち出すと肩と腰の負担が全然違います。

また、歩きながら物をサッと出し入れでき、下部の収納にも片手でアクセスできるのもとても便利。背面ポケットも絶妙な位置にあるので、わざわざバッグを下ろすことなくスムーズに物を取り出せます。

持ち手部分には、Clipaというバッグハンガーをつけています。カフェ作業時や、バッグを床に直置きしたくないときに、↓のようにデスクに引っ掛けられるのでおすすめです。シンプルデザインのFLOORPACKとの相性も良い感じ。

Clipa(クリッパ)

全体的なサイズ感も、これまでPCリュックに使っていたIncase CITY COLLECTION BACKPACKやEvoonマルチビジネスリュックよりも一回り小さく、ちょっとしたお出かけや撮影なんかにもちょうど良いなと思いました。とにかくコンパクトなスクエア形状がかわいい。

左:Incase 右:FLOORPACK

drip『FLOORPACK』レビュー|まとめ

今回は、dripのバックパック『FLOORPACK』を1ヶ月使った感想でした。改めてレビューをまとめるとこんな感じ↓

良いところ
残念なところ
  • 2階建てで重いものを上に収納できる
  • 重心が安定して腰が疲れにくい
  • 高耐久な国産バリスティックナイロン
  • ミニマルなデザインと機能性の両立
  • 豊富なポケットで小物整理がしやすい
  • 高品質なナイロン・熟成レザーで価格がやや高め
  • 底面が高級レザーで床置きはちょっとためらう

2階建て機構で重いものを上に収納できるため、リュックの重心が安定して疲れづらく、従来のリュックに比べて重さも感じにくいFLOORPACK。まさに理想のバックパック。

価格が約23,000円とバックパックとしてはやや高めではありますが、質感や機能性も含めたトータルの満足度はめちゃくちゃ高いです。これからしばらくFLOORPACKを使ってみて、耐久性などより詳しく追記していきます!

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AUTHOR

1990年生まれ、大阪府出身ブロガー。ワークスペースのモノ・コト、ガジェットを使いこなすための「ヒント」を発信するブログ『LOPYLOG』運営。

Yahoo!ニュース、ライフハッカー[日本版]などでもガジェットライターとして活動してます。

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