2千円で買った有線スピーカーが思いのほか高音質だった|Creative Pebbleレビュー

今回は、クリエイティブテクノロジー社から販売されている小型スピーカー「Creative Pebble」をレビューしていきます。

いろんな人のデスク環境を漁っていると、度々見かけるこちらの球形のかわいいスピーカー。

Amazonで7000件以上ものレビューがついていながら、星4,5とめちゃくちゃ評価の高いスピーカーですが、その価格なんと1980円。低価格帯のスピーカーの中でも音質にかなり定評があるみたいなので、どんなものか気になって購入してみました。

↓購入直後のツイート

というわけで、そんなCreative PebbleをPCデスクに置いて1週間じっくり使ってみたので、期待以上だったこと、期待を上回らなかったことなど感想を率直にレビューしていきたいと思います!

目次

Creative Pebbleの概要・開封レビュー

Creative Pebble」は、PC周辺のオーディオ製品を製造している老舗メーカー「クリエイティブテクノロジー社」から販売されているスピーカーです。

製品名Creative Pebble
サイズ約122 x 116 x 115 mm
ドライバー各サテライト 2インチ
周波数特性50 Hz~20 kHz
入力系統ケーブル入力
入力端子φ3.5 mmステレオライン入力
電源USBバスパワー
出力総合4.4W RMS
Bluetooth非対応
価格税込1,980円
スペック詳細

Bluetoothは非対応ですが、USBのバスパワー駆動式なので電源コンセントからの電源供給は必要ありません。ちなみに、上位機種にBluetooth対応モデル(Creative Pebble V3)も用意されているようです。

カラーは、ブラックとホワイトの2色展開。今回は自宅デスクの明るめの天板に合わせてホワイトを注文しました。

ペアのスピーカーが入ってるとは思えないようなコンパクトな箱に入って到着。

内容物は、スピーカー本体、説明書の2点と必要最小限です。価格が価格なので保証書なんかもありません。

こちらがスピーカー本体。一般的な箱型のスピーカーはデスク上に置くと結構存在感が出ますが、球形フォルムのこちらは何となく自然と溶け込んでくれそう。

サイズは直径約11cmしかないので、モニター直下などの省スペースでも設置できます。スマホや他の小型スピーカーと比べるとそのコンパクトさがわかるかと思います。

iPhone 12 Proと比較
Audioengine A2+と比較

背面にはパッシブラジエータが付いているので、小型といえども重低音はしっかり響きます。別途ウーファー付きのモデルもありますが、BGM、動画視聴、ゲーム用のスピーカーとしては個人的には必要十分。

スピーカー本体R側にはダイヤルをそなえ、電源オンオフ、音量調整がこれ一つで操作できます。

ケーブル端子に、USB-Aと3.5mmのステレオミニプラグが付いており、USBからの電源供給で動きます。

例えばPCで使う場合、PC本体のUSB-Aポートから電源を取り、イヤホンジャックにプラグを差し込んで音を出します。コードを2本挿す必要がありますが、わざわざコンセントから電源を取る必要がないのはスマート。

Creative Pebbleを1週間使ってみた感想

Creative PebbleをPCデスクに置いて1週間じっくり使ってみたので、感想をまとめていきます!

Creative Pebbleの音質レビュー

一聴して、価格を全く感じさせない明瞭な音に驚きました。奥行き、空間の広がりもそれなりに感じられます。

音の傾向としては低域と高域を強調した典型的なドンシャリ。ベースからドラムのハイハットまでくっきりはっきり響きます。音量を最大にしても、安価スピーカーにありがちなノイズや音割れも一切気になりません。

あと、ドライバーの角度が上向きになっていて、物理的に自分の耳の位置に向かって音が届くので臨場感も感じられます。

ただ、低音がよく鳴る反面どうしても中域がボワっとした印象。楽曲再生でボーカルがひっこむ感じは特にありませんが、動画やゲームのセリフが何となく聞き取りづらいことがあります。ただ何度も言いますが、価格を考えればこれぐらいは許容できる範囲。

音質・音色の評価はどうしても主観的なものになりますが、同価格帯のスピーカーをいろいろ試してきた中では間違いなくトップクラスの音質でした。いや、今の格安スピーカーってこんな良い音なるんですね。「店頭で音質をチェックするほどではないけど、それなりに聴けるPCスピーカーがほしい」的なニーズなら十分満足できる音質だと思います。

併用するイヤホンが有線の場合はちょっと不便

スピーカーとして音質・デザイン・価格の三方良しですが、強いて欠点をあげるなら、外部出力端子が無い点。

スピーカー本体にヘッドホンの出力端子が付いていないので、スピーカー自体に有線ヘッドホンやイヤホンを接続することはできません。

つまり、パソコンで使う場合、深夜などにイヤホンに切り替えたいと思った時に、わざわざパソコンのイヤホンジャックから一旦スピーカーのプラグを抜いて接続する必要があります。(ワイヤレスイヤホンなら特に問題ありません)

スピーカーを起動させた状態で有線イヤホンやヘッドホンを接続できない仕様なので、併用するオーディオ機器が有線タイプの場合は、Bluetooth対応の上位機種を選んでおくことをおすすめします。

Creative Pebbleレビュー:まとめ

改めて、Creative Pebbleの特徴をまとめると…

  • 2千円以下とは思えない高音質
  • 音傾向は典型的なドンシャリ
  • 置き場を選ばないコンパクトサイズ
  • イヤホンジャックなど外部出力端子はなし

価格、音質、デザイン三方良しのコンパクトスピーカー「Creative Pebble」。Amazonレビューで高評価を得ているのもうなずける内容でした。

手軽に、PCでの動画視聴やBGMを今よりちょっと高音質にしたいという方には特にドンピシャの選択肢かなと思います。

今回は以上です。「Creative Pebbleレビュー|音質・デザイン・価格”三方良し”のコンパクトPCスピーカー」でした。

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