どうも、イヤホンコレクターのロピログ(@LOPYLOG)です。
最近はさまざまなメーカーから、1万円クラスで高コスパなワイヤレスイヤホンが数多く登場しています。
安価で高性能なモデルが手に入るようになった反面、種類やメーカーが多すぎてどれを選べばいいかわからないといった人は多いはず。
そこで今回は、これまで50個以上のイヤホンを試してきた筆者が、1万円以下で特におすすめの完全ワイヤレスイヤホンを紹介します。
「一番おすすめのモデルをサクッと知りたい」「ノイキャンと音質が良いモデルが知りたい」という方は、↓のベスト3からジャンプしちゃってください。
”コスパで選ぶ”ワイヤレスイヤホンBEST3
1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンおすすめ15選
それでは、ロピログにて実際にレビューした1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンの中から、特にコスパに優れたおすすめのモデルを15個紹介していきます。
厳選にあたっての評価の基準は、”安さ”をのぞいて以下の6点です。
- 音質
- 装着感・グリップ性
- サイズ感・携帯性
- イヤホン本体の品質(ノイズキャンセリング、外音取り込み機能など)
- ケース側の品質(バッテリー持ち、ワイヤレス充電の有無など)
- カスタマイズ性(付属品、アプリの対応有無など)
これらのポイントを総合的に評価し、2022年現時点で最もコスパが優れているモデルを紹介します。

基本的に筆者のお気に入り順で紹介しています!
Anker Soundcore Life P3
「Soundcore Life P3」は、Ankerから2021年8月に発売されたANC搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは約53 x 61 x 31mmとコンパクトで、手のひらにすっぽり収まります。まるい形状も相まって握ったときのフィット感もとても良いです。


再生時間はイヤホン単体で最大7時間、ケース込みで最大35時間と、この価格帯のANC付きモデルとしてはなかなかのロングバッテリー。


そして、嬉しいワイヤレス充電対応。


同シリーズの上位機種ふくめ、1万円越えモデルでもワイヤレス充電は搭載していないものも多い中、本機は7000円にして真の全部入り感・・。
パッシブのノイズキャンセリング性能(イヤホン自体の遮音性)が高いSoundcore Life P3ですが、多くのレビューにあるとおりアクティブノイズキャンセリング性能もかなり強力。


AirPods Proレベルとまでは言えずとも、この価格帯の中だと間違いなく最強レベルと言っていい強度。アンダー8千円ということを考えると、正直信じられないくらい遮音性はいいです。
ノイキャンをオンにすると、空調音や風切り音はもちろん、人の話し声や車の走行音など高めの音もシュッと遮音してくれます。
一方で、外音取り込み性能はANCほどのインパクトはなく、価格相応といった印象。
それなりに自然に集音してくれますが、やや音がこもった感じが気になります。ノイキャンからの切り替え自体はスムーズなので実用的に使うことはできますが、着けたままスムーズに会話できるかというとちょっとキツイですね。
とはいえ、安価モデルによくある「機械的に無理やり増幅した違和感のある音」といった感じは全然ないので、「とりあえずノイキャンと音が良いなら大丈夫」という人であれば十分許容できる範囲かなと思います。
全体的な音設計は、Ankerお馴染みの低音強めで中高音もくっきり鳴る、いわゆるドンシャリサウンド。


ダイナミックな低音と開放感のある高音が特徴的で、ロックやポップス、EDMなんかとは相性がいいなと感じました。典型的なドンシャリが好きって人は間違いなく気に入る音だと思います。
解像度においても、個人的にこの価格帯で最強クラスだと感じる「AVIOT TE-D01q」にも負けず劣らずクリアです。音の分離感も鮮明で、音楽・動画ともにかなり没入感に浸れました。
仮にノイキャンと外音取り込み機能なしでも、正直この価格でこの音が出るなら十分コスパが高いと感じられるくらいの完成度ですね。
音質に関しては、7〜8千円レンジの完全ワイヤレスイヤホンの中だと、ちょっと頭一つ、二つ抜きん出てる感じです。
さらに、アンダー1万円ながら専用アプリに対応しており、操作方法やイコライザーなど自分好みにカスタマイズできます。


アプリでできること
- ANC・外音取り込みモードの調整、変更
- イコライザー設定
- 操作方法のカスタマイズ
- ゲーミングモードの切り替え
- イヤホンを探す
- 睡眠モード
- ファームウェアのアップデート
ノイズキャンセリング・音質いずれもハイレベルながら、価格はなんと8000円以下。「1万円クラスでおすすめイヤホンはどれ?」と聞かれたら迷わず「Soundcore Life P3」と答えます。それくらい完成されたイヤホンです。


AVIOT TE-D01q
「TE-D01q」は、日本のオーディオメーカー「AVIOT」から2021年7月に発売された完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは約5 x 5 x 3 cmとコンパクトで、手のひらにすっぽり収まります。四角い形状も相まって手の収まりも良い感じ。


先ほど紹介したライバル機「Anker Soundcore Life P3」と比べてもほとんど同じ筐体サイズ。


再生時間はイヤホン単体で最大11時間、ケース込みで最大33時間と、この価格帯のANC付きモデルとしてはかなりのスタミナ設計です。


ケース込みで33時間あれば、丸一日使うとかでない限りは1週間以上持ちそうですね。ただ、ワイヤレス充電が非対応なのは本機の唯一残念なところ。
パッシブのノイズキャンセリング性能(イヤホン自体の遮音性)が高いTE-D01qですが、多くのレビューにあるとおりアクティブノイズキャンセリングの強度もかなり強力。


AirPods Proクラスとまでは言えずとも、同価格帯の中では間違いなく最強クラスと言っていいレベル。アンダー7千円ということを考えると、正直信じられないくらい遮音性が高いです。
ノイキャンをオンにすると、空調音や風切り音はもちろん、人の話し声や車の走行音など高めの音もシュッと遮音してくれます。
ANC性能だけでなく、外音取り込みも優秀なTE-D01q。オンにすると鮮明に周囲の音が聞き取れます。
ありがちな「機械的に無理やり増幅した違和感のある音」といった感じでもなく、自然に集音してくれます。ずっと着けたままでも、普段どおり生活できそうなくらい実用的。
ただ、外音取り込みモードの切り替え時に、一旦「ノーマルモード」を経由するのが少々不便に感じました。2アクション必要になるので、操作面だけもう少し改善されると嬉しいですね。
さすがのAVIOTサウンド。TE-D01qの音質は、1万円クラスの完全ワイヤレスイヤホンの中では頭ひとつ抜けて高解像です。


音場や音の分離感といった点はあくまでこの価格帯の標準レベルといった印象。ただ、10mmの大口径ドライバーの恩恵あって、低音はかなりパワフルに鳴らしてくれます。
中高音の解像度も高く、男性の低めの声から女性の高い声までクリアに響くのでロックやポップスとの相性がいいなと感じました。
安価モデルにありがちな高音がキンキン刺さる感じもなく、ハイトーン系のボーカルも輪郭がくっきりしていて心地いいです。
仮にノイキャンと外音取り込み機能なしでも、正直この価格でこの音が出るなら十分コスパが高いと感じるような完成度ですね。
さらに、アンダー1万円ながら専用アプリに対応しており、操作方法やイコライザーなど自分好みにカスタマイズできます。


アプリでできること
- ANCや外音取り込み切り替え
- イコライザー設定
- 操作方法のカスタマイズ
- ゲーミングモードの切り替え
- 位置情報履歴の確認
ノイキャン、外音取り込み、大型ドライバーを搭載しつつ、バッテリー性能も良くコンパクトなイヤホンAVIOT TE-D01q。同現時点でのアンダー1万円モデルは、先ほどのAnker Soundcore Life P3と本機が2強といった感じですね。


EarFun Free Pro
「EarFun Free Pro」は、アクティブノイズキャンセリング対応の完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは、約66 x 25 x 31mmと手の中にすっぽり収まるコンパクト設計。


連続再生時間はイヤホン単体で最大7時間、ケース併用で32時間と、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとしてはトップクラスのバッテリー性能。


ワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば、置くだけ充電も可能です。


続いて、ノイズキャンセリング性能。EarFun Free Proは最大28dBの騒音を低減できるとあって、人の話し声や空調音程度の環境音であればしっかり遮断してくれます。


ただ、あくまで1万円以下クラスの標準的な遮音性能なので、AirPods ProやWF-1000XM3のようなハイエンドモデルのANC機能とは別物と考えた方がいいです。
やはりこの価格帯だと、店内の環境音や電車・バスなどのロードノイズをかき消すのはまだまだ難しいですね。そもそも5千円台でANCを搭載してる時点でやばいんですが(笑)
外音取り込み機能の切り替えは比較的スムーズに行えます。瞬時に、かつ自然に環境音を取り込めるので、イヤホンを外すことなく会話ができるレベルです。
EarFun Free Proは、複合振動の6.1mmのダイナミックドライバーを内蔵しているだけあり、どちらかというと低域に厚みのある音設計になっています。


かといってドンシャリ傾向というほどでも無く、音域問わずバランスよくクリアに鳴らしてくれるので、ポップス、ロック、クラシックとオールジャンル楽しめます。
同価格帯のイヤホンは高域〜中域が低音に埋れてしまうことが多い中、中高音を明瞭に鳴らしてくれるのも特徴。6千円クラスの完全ワイヤレスイヤホンの解像度もいよいよここまできたのかと驚きました。
Androidデバイス専用の高音質コーデック「aptX」に非対応なのが唯一ウィークポイントですが、SBC、AACに対応しているのでiPhone再生時は高音質補正されます。
ノイズキャンセリング、ワイヤレス充電、完全防水のIPX5などに対応していることも含め、一二を争う価格破壊モデルと言って良いんじゃないでしょうか。


Anker Soundcore Life A2 NC
「Anker Soundcore Life A2 NC」は、アクティブノイズキャンセリング・外音取り込み機能搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは約60 x 75 x 30mmとコンパクトで、手の中にすっぽり収まります。丸い形状、マットな質感も相まって手馴染みも良いです。


連続再生時間はイヤホン単体で最大7時間、ケース併用で最大35時間と、バッテリー性能もまずまず優秀。


音質に定評のあるSoundcore Life A2 NC。過去のAnker製品はもちろん、同価格帯イヤホンの中でも解像度は頭ひとつ抜けています。


11mmの大口径ドライバーを採用しているので、全体的な音設計はドンシャリ傾向。ベースやバスドラムが底からズンズン響くような厚みのあるサウンドです。
それでいて、中高域が埋もれることなくボーカル音や息づかいもはっきり聞き取れるので、ポップス、EDM、クラシックとオールラウンドに楽しめます。
また、専用アプリからイコライザー調整することでより自分好みの音色に寄せられるます。プリセットも22種類のパターンから選べるので、再生する楽曲に応じて最適な音設計に設定できるのもポイント。


Android専用のコーデック「aptX」に非対応なのがウィークポイントですが、SBC、AACに対応しているのでiPhone再生時は高音質補正されます。
特筆すべきは、目玉機能のANC(アクティブノイズキャンセリング)。1万円クラスとは到底思えない遮音性の高さで、正直音質以上にこっちのインパクトが大きい。


AirPods ProやWF-1000XM3のようなハイエンドと比べるとさすがに劣りますが、人の話し声からや電車やバスなどのロードノイズまでしっかり遮断してくれます。1万円クラスのANCとしては文句なしで過去一の遮音性です。
また、ノイズキャンセリングモードもアプリからカスタマイズでき、「交通機関・屋内・屋外」と3つのプリセットが用意されています。


僕は常に一番強度の高い「交通機関モード」を選択していますが、「屋内モード」でも十分環境音をシャットアウトできるので自宅やカフェで作業に集中したい場合はこれでいいかもしれません。
外音取り込みモードも比較的スムーズに切り替えられます。瞬時に、かつ自然に外音を取り込めるので、イヤホンを外すことなく会話ができるレベルです。


AVIOT TE-D01gv
「AVIOT TE-D01gv」は、最新の接続規格「Bluetooth 5.2」に対応したフルワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは、4.5 x 3.0 x 4.3cmとコンパクト。AirPods Proと比較しても遜色のない小型設計です。


イヤホン単体の連続再生時間が約11時間、ケース併用で約50時間とバッテリー持ちは業界トップクラス。


そんなAVIOT TE-D01gvは、先代モデル同様音域問わずバランスの良いサウンドに仕上がっています。


高域の解像度が高く、低域もガツンとしっかり響くので、ポップス、ロック、EDMなどジャンル問わずオールラウンドに楽しむことができます。
「AAC」「apt-X」の両コーデックにも対応しており、iPhone、Android問わずサブスク音源を高音質補正してくれるのも嬉しいポイント。 また今作から、最新コーデックの「aptX Adaptive」にも対応しているので、ハイエンドのAndroidデバイスを併用することでさらに高品質なサウンドを楽しむことができます。
接続規格は、最新の「Bluetooth5.2」対応で、Qualcommクアルコムチップ「QCC3040」も搭載しているので、電車内や人混みの中での使用時も音切れなくしっかり接続が安定しています。




XROUND VERSA
「XROUND VERSA」は、防水規格IP67に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは、7.2×4.5×3.2cmとフルワイヤレスイヤホンとしては平均的なサイズ感です。


バッテリー性能は、イヤホン単体の連続再生時間が約8時間、ケース併用で約40時間となかなかのスタミナ設計です。


ワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば、置くだけ充電も可能です。


そんなXROUND VERSAの音質は、同価格帯製品の中では頭ひとつ抜けています。


特に中〜高域のクリアさが際立っており、聴き込んだはずの曲でも「あれ、こんな音鳴ってたっけ?」と感じるくらい細かい音が聞き取れるのが楽しいです。
一方、低域は控えめなので、ドンシャリ傾向を好む方はひょっとすると物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえ、3Dチューニングの恩恵が大きく、他社製品と比べて音幅の広さは圧倒的です。それでいて音域問わずしっかり明瞭感があるので、ポップス、ロック、EDM、クラシックとオールラウンドに楽しめます。
個人的には、音質に拘ってハイエンドモデルを検討するなら、1万円台のXROUND VERSAも十分選択肢に入るかなと思いますね。
「ノイズキャンセリングや外音音取り込み機能はいらないから、とにかく音質の良いものを安価で購入したい」というニーズにはドンピシャかもしれません。
もちろん「AAC」「apt-X」の両コーデックにも対応しているので、iPhone、Android問わずサブスク音源も高音質補正してくれます。


3Dチューニングの導入により、アンダー1万円ながらハイエンドモデル顔負けの高品質なサウンドが魅力の「XROUND VERSA」。ノイズキャンセリング、外音取り込み機能といった付加価値は無いものの、音質と装着感に拘り抜かれた完全ワイヤレスイヤホンです。


DIESEL True Wireless Earbuds
「DIESEL True Wireless Earbuds」は、防水規格(IPX4)対応の完全ワイヤレスイヤホンです。


中央にはDIESELのメタルロゴが大胆にあしらわれ、なかなかインパクトのあるデザイン。単純に携帯アイテムとしてめちゃくちゃ所有欲を満たしてくれます。


ケースサイズは、直径58㎜ x 高さ32㎜とコンパクト。丸い形状ということもあって手の収まりも良い感じです。


デビュー機ってどうしてもバッテリーが極端に短いものが多いですが、本機はイヤホン単体で最大8時間、ケース込みで最大32時間となかなかのスタミナ設計なのもポイントですね。


Qiワイヤレス充電にも対応しているので、置くだけ充電ができるのも嬉しいポイント。この価格帯でワイヤレス充電対応の製品は限られるので、この点は大きな強み。


また、蓋の開閉がスライド式である点も本機の特色です。左右どちらからでも開閉できるので、どちらの手で持っていても片手でスムーズに開閉できるのが使いやすいです。


DIESEL True Wireless Earbudsの音質は、ボーカルラインが際立つような音設計になっているように感じました。いわゆる「かまぼこ型」と呼ばれるような音作りの印象です。


特別明瞭というわけではなく、解像度は価格相応レベル。特色としてボーカルラインが聞き取りやすいので、ポップスとの相性はいいなと思いました。
一聴するまでは勝手にドンシャリをイメージしていましたが、意外と低域の量感は控えめで、中域が強調された音設計に感じました。低音がズンズン響くことなく、長時間でも聴きやすいマイルドな音といった印象です。
ただ、音の迫力や立体感は感じづらい音作りなので、ベースやドラム中心のロックを楽しむには不向きかなと。
ノイズキャンセリングや外音取り込みといった機能は必要なく、価格相応の音質が手に入れば十分といったDIESELファンであれば、総合的に選んで損はしないプロダクトだなというのが率直な感想ですね。


dyplay ANC Pods
「dyplay ANC Pods」は、アクティブノイズキャンセリング対応の完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは、手の中にすっぽり収まるコンパクト設計。


同じくANC搭載イヤホンのAirPods Proとほとんど同じサイズ感です。


連続再生時間は、イヤホン単体で最大5時間、ケース併用で20時間と完全ワイヤレスイヤホンとしては平均的なバッテリー性能となっています。


ワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば、置くだけ充電も可能です。


そんなdyplay ANC Podsは、10mmの大口径ドライバーを内蔵しているだけあり全体的にパワフルな音設計になっています。
どちらかというと低域を響かせるチューニングになっていますが、中高域も解像度が高く低音に埋もれないので、非常にバランスの良い音を鳴らしてくれます。
ベースやドラムなどの楽器の音がずっしり響く感覚が心地良く、特にロック系はかなり没入感に浸れます。じっくり聴けば聴くほど、7千円を切ってるイヤホンの音とは思えないですね…。


続いて目玉機能のアクティブノイズキャンセリング。公式では25dBの音をかき消すとありますが、正直価格が価格なのではそこまで期待していませんでした。
ですが、そもそものパッシブの遮音性の高さも相まって、ANCをオンにするとしっかりノイズが消えます。外音取り込みの切り替えもスムーズで、十分メインで使えるクオリティだと思いました。
Androidデバイス専用の高音質コーデック「aptX」に非対応なのが唯一ウィークポイントですが、SBC、AACに対応しているのでiPhone再生時は高音質補正されます。
タッチセンサー操作、ワイヤレス充電に対応していることも含め、非常に高コスパな完全ワイヤレスイヤホンとなっています。


Jabees Firefly.2
「Jabees Firefly.2」は、完全防水規格IPX7対応の完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは、78.0×37.0×31.0mmとフルワイヤレスイヤホンとしては平均的なサイズ感です。小型でおなじみのAirPods Proと比べるとやや横幅・厚みがあります。


バッテリーは、イヤホン単体の連続再生時間が約10時間、ケース併用で約30時間と、ケースサイズに見合わないスタミナ設計となっています。


ワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば置くだけ充電が実現。


そんなJabees Firefly.2は、全体的にクリアサウンドでボーカル音の抜けが良いです。それでいて重低音が厚く、低音ゴリゴリのヘビーな音楽を選びたいスポーツ時とも相性がいいなと思いました。
Androidデバイス専用の高音質コーデックであるaptXに非対応な点が唯一ウィークポイントですが、AACには対応しているのでiPhoneでの使用時は高音質補正してくれます。


完全防水IPX7、USB-CならびにQi充電に対応していることも含め、1万円クラスの中ではかなりコスパの優れた一品に仕上がっています。


M-SOUNDS MS-TW22
「M-SOUNDS MS-TW22」は、防塵防水(IP54)対応の完全ワイヤレスイヤホンです。


特筆すべきは、ケースサイズ。
W42×D42×H35mmと、業界最小クラスの人気モデル「EarFun Free Pro」と同じくらいのコンパクト設計です。


こんな感じで手のひらにすっぽり収まります。


バッテリーは、イヤホン単体の連続再生時間が最大8時間、ケース併用で最大32時間。ケースが小さいのに、これだけバッテリーが持つのはスゴイ…!


M-SOUNDS MS-TW22は6mmのダイナミックドライバーを内蔵しているので、音域問わず全体的にパワフルな設計になっています


低域寄りのドンシャリ傾向だった下位モデルMS-TW11に対して、MS-TW22はバランスの良いやわらかいサウンドで長時間再生でも聴き疲れしないのが特徴的。解像度も全体的にワンランク上がっている印象です。
特に中高域の明瞭感が際立っていて、楽器の音や効果音、ボーカル音をクリアに鳴らしてくれます。それでいて低音も心地よく響くので、ポップス、クラシック、EDMとジャンル選ばずオールラウンドに楽しめます。
音質・音色のレビューはどうしても主観的な感想になってしまいますが、8千円を切る完全ワイヤレスイヤホンの品質としてはかなり上位の完成度と言っていいんじゃないでしょうか。
コーデックはAAC・aptXの両方に対応しているので、iPhone、Android両端末で高音質再生できます。
また、通信チップはQualcomm社高性能SoCで低遅延ですし、高感度アンテナ搭載で音切れや接続切れもなく、人混みに強いのもポイント。


ノイズキャンセリングや外音取り込み機能こそ非搭載ですが、32時間バッテリー、防水対応含めて、アンダー1万円の完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり高コスパに仕上がっています!


YOBYBO NOTE20
「YOBYBO NOTE20」は、生活防水仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。


特筆すべきは、ケースの薄さ。たったの13,5mmと、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でも最薄クラス。スマホとほとんど変わらない薄さです。


全体サイズも、60mm×55mm×13mmとコンパクト。平たい形状、マットな質感も相まって手馴染みも良好です。


イヤホン単体の連続再生時間は最大4.5時間、ケース併用で最大22時間となかなかのスタミナ設計です。


ワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば、置くだけ充電も可能です。


筐体が小ぶりなNOTE20ですが、6mmのドライバーユニットを積んでるので音はパワフルです。


全体的にバランスの取れた音設計ですが、どちらかというと中高音寄りの印象で、女性ボーカルの声や楽器などの高音は結構強調されます。
かといってキンキン刺ささらず適度にエッジが効いた感じで心地良いです。疾走感のあるロックとか特に相性が良い気がします。
音質や音色のレビューはどうしても主観的な感想になってしまいますが、1万円を切る完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり満足度が高いです。
コーデックは、標準装備のSBCとiOS専用のAACにのみ対応。
最近増えているaptX非対応モデルにはなりますが、Android端末でも遅延なく高音質で再生できているのでさほど気にしなくていいかなと思います。
また、通信チップはAiroha AB1532で低遅延ですし、左右同時伝送式なので音切れや接続切れもなく、人混みに強いのもポイント。


ノイキャンこそ非対応ですが、生活防水やワイヤレス充電に対応していることも含めて、総合的にかなりコスパの高いプロダクトに仕上がってます!


urbanista Stockholm Plus
「urbanista Stockholm Plus」は、生活防水仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは7 x 3 x 2 cmで、手の中にすっぽり収まるコンパクト設計。平たい形状、マットな質感も相まって握った際の手馴染みも良いです。


連続再生時間はイヤホン単体で最大3,5時間、ケース併用で最大20時間と、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとしては平均的なバッテリー性能。電池持ちが課題だった前作から6時間アップしています。


グローバルモデルというだけあり、音設計はどちらかというとドンシャリ傾向の同シリーズ。


ドライバーユニットが2mm拡張された恩恵あって、先代機よりさらに低音の厚みが増した印象です。
かといって中高音が埋もれることもなく全体的にクリアで、前回気になった全体的な音のこもりも一聴してすぐわかるぐらいに改善されています。
同シリーズのフラッグシップモデル「London」と比べると、インナーイヤー型のStockholm Plusは遮音性こそ劣ります。ただ、音設計自体パワフルなので、ロックやEDM系はLondon同様かなり没入感に浸れます。
装着性を取るならStockholm Plus、遮音性を重視するならノイキャン搭載のLondonといった感じです。
コーデックは、標準装備のSBCとiOS専用のAACのみ対応しています。
最近増えているaptX非対応モデルにはなりますが、Android端末でも遅延なく高音質で再生できているのでさほど気にしなくていいかなと思います。


前回から価格そのままで、20時間のロングバッテリー、防水性能、12mmのダイナミックドライバーを搭載しています。また、低域よりの迫力サウンド、北欧ブランド特有の所有欲を満たすデザインも魅力のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンです。


M-SOUNDS MS-TW11
「M-SOUNDS MS-TW11」は、防塵防水(IP54)対応の完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズは、 W74×D26.5×H36mmとコンパクト。細長い形状も相まって手馴染みも良好です。


イヤホン単体の連続再生時間は最大11時間、ケース併用で最大30時間と、同価格帯モデルの中ではかなりのロングバッテリー。


M-SOUNDS MS-TW11は、6mmのドライバーユニットを積んでるので音は全体的にパワフル。


特に低域の音圧が強いので、いわゆるドンシャリ傾向が好みの人は気に入る音設計だと思います。主にロックやEDMを聴く僕としては、かなり好みの音でした。
中高域も低域に埋もれることなくクリアで全体的にバランスが取れたサウンドなので、比較的万人向けではあるかなと思います。
ただ、低音が苦手な人は、同価格帯でよりバランス型のMS-TW22がおすすめです。
コーデックはAAC・aptXの両方に対応しているので、iPhone、Android両端末で高音質再生できます。
また、通信チップはQualcomm社高性能SoCで低遅延ですし、高感度アンテナ搭載で音切れや接続切れもなく、人混みに強いのもポイント。


ノイキャンこそ非対応ですが、11時間バッテリー、防水対応含めて、7千円以下の完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり高コスパに仕上がっています。


urbanista London
「urbanista London」は、アクティブノイズキャンセリング対応のカナル型完全ワイヤレスイヤホンです。


ケースサイズはコンパクトで、手の中にすっぽり収まります。平たい形状、マットな質感も相まってとにかく手馴染みが良いです。


連続再生時間はイヤホン単体で最大5時間、ケース併用で最大25時間と、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとしては平均的なバッテリー性能。


ワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば、置くだけ充電も可能です。


urbanista Londonは、10mmのダイナミックドライバーを内蔵しているだけあり、全体的にパワフルな音設計になっています。


以前レビューした同シリーズ下位モデルの「Athens」「STOCKHOLM」同様にチューニング自体が低域寄りで、今回はさらにその傾向が強くなっています。ベースやバスドラムが底からズンズン響くのが心地良いです。
それでいて、音の分離感を損なわないのはさすがフラッグシップモデル。中高域が埋もれることなくボーカル音や息づかいもはっきり聞き取れるので、ポップス、EDM、クラシックとオールラウンドに楽しめます。
目玉機能のアクティブノイズキャンセリングも、人の話し声からや電車やバスなどのロードノイズまでしっかり遮断してくれます。AirPods Proなどのハイエンドに比べると劣りますが、1万円クラスのANCとしてはトップクラスの品質と言っていいんじゃないでしょうか。


ag TWS04K
「ag TWS04K」は、防水規格IPX7対応の完全ワイヤレスイヤホンです。


特筆すべきは、ケースのバッテリー性能。イヤホン単体で最大9時間再生、ケース併用で最大180時間再生と、業界トップクラスのスタミナ設計となっています。


大容量バッテリーを積んでいる分、ケースサイズはやや大きめ。ギリギリ手の中に収まるサイズ感です。


agイヤホンお馴染みのモバイルバッテリー機能ももちろん搭載。さすがにスマホを満充電できるほどの容量はありませんが、急な電池切れには重宝するんですよね。


透き通るようなクリアな音を鳴らしてくれるTWS04K。finalがチューニングを全面監修しているだけあって音質面は文句なしの最高品質です。


特に中域から高域がくっきりと明瞭で、ボーカルの息づかいまでクリアに聞き取れます。それでいて低音の厚みとキレもあり、ドラムやベース音がズンズン響くのが心地良いです。
全体的な音設計は、原音忠実なナチュラルサウンドといった感じ。低域寄りだった前モデルに比べて、バランス型の音設計になっています。変に低域が響いたり、中高音がこもったりすることもなく、良い意味でクセがなく聴き疲れしないので長時間再生にも適してます。
2万円を切る完全ワイヤレスイヤホンの中では、やはり総合的に頭ひとつ抜けている印象ですね。
また、コーデックはAAC・aptXの両コーデックに対応しているので、iPhone、Android両デバイスで高音質再生が可能です。


オーディオマニア向けに数十万円の音響機器を制作するfinalがチューニング監修しているということで、ハイエンド顔負けのクリアな音設計が魅力のag TWS04K。
音質だけでなく、最大180時間の連続再生、モバイルバッテリー機能、完全防水のIPX7対応と、ハード面の性能もハイエンド顔負けの完全ワイヤレスイヤホンです。


1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンおすすめ|まとめ
今回は、1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンの中から、特にコスパに優れたおすすめのモデルを紹介しました。
というわけで2022年現時点で、一番コスパの高いおすすめモデルはAnkerの「Soundcore Life P3」という結果でした!


ノイキャン、外音取り込み、大型ドライバーを搭載しつつ、ゲーミングモード、アプリ操作、さらにはワイヤレス充電まで対応とまさに全部入り。
単純なスペックだけでいえば2〜3万円のミドルクラスと同レベルといった感じですね。これが7000円台で手に入る時点でもうコスパ爆発してます・・。
というわけで今後も「これはコスパいい!」と思えるイヤホンに出会えたら、本記事に随時加筆していきます。
もう少し予算を出して音質や使い勝手にこだわりたい!という方は、↓の2万円クラスのおすすめ記事も参考にしてみてください。


”コスパで選ぶ”ワイヤレスイヤホンBEST3
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