どうも、イヤホンコレクターのtao(@taoblog10)です。
Bluetooth接続により左右間のケーブルを無くした「完全ワイヤレスイヤホン」は、仕事、プライベートともに欠かせないアイテムになりつつあります。
それに伴い、この数年間で各オーディメーカーから安価で高品質な「コスパ型モデル」が続々リリースされました。
そこで今回は、「1万円以下で購入できるおすすめの完全ワイヤレスイヤホン」をご紹介します。
安価で音質・機能性の優れたモデルを厳選したので、ぜひ完全ワイヤレスイヤホン選びの参考にして頂ければと思います。

1万円以下でもノイキャン搭載で高音質なイヤホンはたくさんありますよ!
コスパ最強のおすすめ完全ワイヤレスイヤホン13選
Anker Soundcore Life A2 NC
完全ワイヤレスイヤホンのトレンド機能であるANC(アクティブノイズキャンセリング)と、外音取り込み機能(アンビエントモード)。
これらを備えつつ音質も良いものとなると、どうしても選択肢が2〜3万円のハイエンドモデルに絞られてしまいます。
そんな中、1万円以下でこれらすべてを叶えてしてしまったのが、Ankerの「Soundcore Life A2 NC」。
ANC、音質ともに同価格帯の最高品質で、1万円クラスでは右に出る者無しのコスパ最強イヤホン。さらに、防水等級はIPX5なのでスポーツ・雨天時も安心して使えます。
ヤホン本体はツヤ消しの効いたマットな質感で、ストローク長めのカナルタイプ。
ハウジングにタッチセンサーが内蔵されており、再生、曲送り、ノイキャンのオンオフなどイヤホン本体から操作可能です。
重さは、左右合わせて13g。シリコン製のイヤーウィングが付いている分平均よりやや重め。
未使用時は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。マグネットの磁力は強めで、充電漏れもなく安心です。
たまご形状のケースは、イヤホン同様マット調で指紋が目立ちにくい仕様になっています。
ケースサイズは約60 x 75 x 30mmとコンパクトで、手の中にすっぽり収まります。丸い形状、マットな質感も相まって手馴染みも良いです。
装着性に定評のあるAnkerイヤホンですが、今作もピースまでのストロークが長い設計でフィット感は良好です。
カナルタイプ特有の圧迫感も無く、長時間でも耳の違和感や聴き疲れがなく快適に使えました。イヤーウィングのグリップ性も良く、一度つけるとガッチリ固定されるのでズレや落下がなく安心です。
過去のAnker製品はもちろん、同価格帯イヤホンの中でも音の解像度は頭ひとつ抜けています。
11mmの大口径ドライバーを採用しているので、全体的な音設計はドンシャリ傾向。ベースやバスドラムが底からズンズン響くような厚みのあるサウンドです。
それでいて、中高域が埋もれることなくボーカル音や息づかいもはっきり聞き取れるので、ポップス、EDM、クラシックとオールラウンドに楽しめます。
また、専用アプリからイコライザー調整することでより自分好みの音色に寄せられるます。プリセットも22種類のパターンから選べるので、再生する楽曲に応じて最適な音設計に設定できるのもポイント。
そして目玉機能のANC(アクティブノイズキャンセリング)機能。1万円クラスとは思えない品質で、音質以上に衝撃を受けました。
AirPods ProやWF-1000XM3のようなハイエンドと比べるとさすがに劣りますが、人の話し声からや電車やバスなどのロードノイズまでしっかり遮断してくれます。1万円クラスのANCとしては文句なしで過去一の遮音性です。
高品質なノイキャン・外音取り込み機能を搭載し、かつ最大35時間の連続再生、完全防水に対応しているAnker Soundcore Life A2 NC。


EarFun Free Pro
6千円以下でノイキャン・外音取り込み機能をカバーしてしまったのが、EarFun人気シリーズの最新モデル「EarFun Free Pro」。
完全防水仕様(IPX5)のイヤホン本体はマットな質感で、天面のみピアノブラック塗装で高級感があります。
タッチセンサーが内蔵されており、再生、停止、ノイズキャンセリング、外音取り込みなどの操作がイヤホン本体から行えます。
重量は左右合わせてわずか9gと、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの軽量設計。長時間つけていても耳奥が痛くならず快適です。
未使用時は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
イヤホン本体と同じく、バッテリーケースもメタリック仕様で上質感があります。ビジュアルは、とても5千円台のイヤホンとは思えません。
ケースサイズは、約66 x 25 x 31mmと手の中にすっぽり収まるコンパクト設計。
筐体が小ぶりなEarFun Free Pro。イヤーウィングのグリップも相まって装着性は抜群です。カナル型特有の閉塞感もなく、2時間以上つけっぱなしでも耳の違和感や聴き疲れがなく快適に使えました。
複合振動の6.1mmのダイナミックドライバーを内蔵しているだけあり、どちらかというと低域に厚みのある音設計になっています。
かといってドンシャリ傾向というほどでも無く、音域問わずバランスよくクリアに鳴らしてくれるので、ポップス、ロック、クラシックとオールジャンル楽しめます。
同価格帯のイヤホンは高域〜中域が低音に埋れてしまうことが多い中、中高音を明瞭に鳴らしてくれるのも特徴。6千円クラスの完全ワイヤレスイヤホンの解像度もいよいよここまできたのかと驚きました。
Androidデバイス専用の高音質コーデック「aptX」に非対応なのが唯一ウィークポイントですが、SBC、AACに対応しているのでiPhone再生時は高音質補正されます。
ノイズキャンセリング、ワイヤレス充電、完全防水のIPX5などに対応していることも含め、一二を争う価格破壊モデルと言って良いんじゃないでしょうか。

AVIOT TE-D01gv
1万円以下で購入できる完全ワイヤレスイヤホンにおいて、音質面で頭ひとつ抜けているのが「AVIOT TE-D01gv」。
大ヒットした先代モデルから、音質、性能ともにさらにブラッシュアップされた後継モデル。今回から、最新の接続規格「Bluetooth 5.2」に対応しています。
防水規格は最高クラスの「IPX7」で、雨天時や汗が気になる運動時も安心して使用できます。
イヤホン本体の外観は、先代モデルから大きな変更がなく、光沢を帯びたボタン部分にはAVIOTのロゴが刻印されています。
重さは左右合わせてわずか10g。
数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でも、最軽量クラスに仕上がってます。
ケースの方も大きな変更はありませんが、台座部分の素材がマット塗装に変わっており、手垢や汚れが目立ちにくい仕様になっています。
ケースサイズは、4.5 x 3.0 x 4.3cmとコンパクト。AirPods Proと比較しても遜色のない小型設計です。
背面には、充電用のUSB-Cポートを備えています
また、イヤホン単体の連続再生時間が約11時間、ケース併用で約50時間とバッテリー持ちは業界トップクラス。
本製品は耳に押し込むタイプの「カナル型」でありながら、軽い装着感で長時間使用でも疲れにくいのが特徴的です。
小ぶりな上、10gを切る軽量設計なので、3時間以上つけっぱなしでも耳の負担はほとんど感じませんでした。
再生、停止、音量調整、曲送りなどの基本操作は、すべてイヤホン本体の物理ボタンで完結します。
- 右/左 1回押す:再生/一時停止/受話/終話
- 右2回押す:曲送り(次の曲)
- 右3回押す:曲戻し(前の曲)
- 左1回押す:外音取り込み機能切り替え
- 左2回押す:音量を下げる
- 左3回押す:音量を上げる
- 右/左 1秒間長押し:着信拒否
- 右/左 2秒間長押し:音声アシスタント(Siri・Google起動)
音量は左、それ以外の操作は右で分かれていて誤操作しにくいのが◎
そんなAVIOT TE-D01gvは、先代モデル同様音域問わずバランスの良いサウンドに仕上がっています。
高域の解像度が高く、低域もガツンとしっかり響くので、ポップス、ロック、EDMなどジャンル問わずオールラウンドに楽しむことができます。
「AAC」「apt-X」の両コーデックにも対応しており、iPhone、Android問わずサブスク音源を高音質補正してくれるのも嬉しいポイント。
また今作から、最新コーデックの「aptX Adaptive」にも対応しているので、ハイエンドのAndroidデバイスを併用することでさらに高品質なサウンドを楽しむことができます。
接続規格は、最新の「Bluetooth5.2」対応で、Qualcommクアルコムチップ「QCC3040」も搭載しているので、電車内や人混みの中での使用時も音切れなくしっかり接続が安定しています。
外音取り込み機能、完全防水IPX7の搭載、さらには充電端子が汎用性の高いUSB-Cであることも含めて、操作性は申し分ありません。

dyplay ANC Pods
7千円以下でノイキャン・外音取り込みを搭載するdyplayの「ANC Pods」。20時間の連続再生、Qiワイヤレス充電対応とハード面の性能も充実している完全ワイヤレスイヤホンです。
全面ホワイトカラーで、マットな質感のイヤホン本体。下部先端のシルバーのワンポイントがかっこいい。
タッチセンサーが内蔵されており、再生、停止、ノイキャンなどの操作がイヤホンのタッチ操作で完結します。
重量は左右合わせてわずか8gと、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でも随一の軽量設計。これだけ軽いと、どれだけ長時間つけていても耳奥が痛くならず快適です。
未使用時は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
イヤホン本体と同じく、バッテリーケースも白一色で統一されており上質感があります。ダイヤモンドカットのようなおしゃれな形状も個人的にすごく好み。
ケースサイズは、手の中にすっぽり収まるコンパクト設計。
同じくANC搭載イヤホンのAirPods Proとほとんど同じサイズ感です。
筐体が小ぶりなdyplay ANC Podsは、重さも片方4gしかなく装着性は良好です。
カナル型特有の閉塞感もなく、3時間以上つけっぱなしでも耳奥の違和感や聴き疲れがなく快適に使えました。
また、ハウジングにはタッチセンサーが内蔵されており、再生、停止、ノイズキャンセリングのオンオフなどの操作がイヤホン本体のタッチ操作で完結する点もスマート。
- 再生/停止:どちらかを1回タップ
- ノイズキャンセリング:どちらかを2回タップ
- 外音取り込み:どちらかを2回タップ
- ゲームモード:右側を3回タップ
- 受話:どちらかを1回タップ
- 終話/着信拒否:どちらかを2秒タップ

音量調整や曲送りは端末からの操作になります!
そんなdyplay ANC Podsは、10mmの大口径ドライバーを内蔵しているだけあり全体的にパワフルな音設計になっています。
どちらかというと低域を響かせるチューニングになっていますが、中高域も解像度が高く低音に埋もれないので、非常にバランスの良い音を鳴らしてくれます。
ベースやドラムなどの楽器の音がずっしり響く感覚が心地良く、特にロック系はかなり没入感に浸れます。じっくり聴けば聴くほど、7千円を切ってるイヤホンの音とは思えないですね…。
続いて目玉機能のアクティブノイズキャンセリング。公式では25dBの音をかき消すとありますが、正直価格が価格なのではそこまで期待していませんでした。
ですが、そもそものパッシブの遮音性の高さも相まって、ANCをオンにするとしっかりノイズが消えます。外音取り込みの切り替えもスムーズで、十分メインで使えるクオリティだと思いました。
Androidデバイス専用の高音質コーデック「aptX」に非対応なのが唯一ウィークポイントですが、SBC、AACに対応しているのでiPhone再生時は高音質補正されます。
タッチセンサー操作、ワイヤレス充電に対応していることも含め、かなり高コスパの完全ワイヤレスイヤホンとなっています。

TaoTronics SoundLiberty 97
続いて「TaoTronics SoundLiberty 97」。防水性能IPX8対応のカナル型フルワイヤレスイヤホンです。
IPX7搭載の完全ワイヤレスイヤホンは見かけますが、IPX8は珍しい…!最高等級の防水規格なので、スポーツ・雨天時も安心して使用できます。
イヤホン本体はツヤ消しの効いたマット素材で、ゴールドのロゴは上質感があります。
重さは左右合わせてわずか8g。
数あるフルワイヤレスイヤホンの中でも最軽量の部類なので、長時間つけっぱなしでも不快感はありません。
未使用時は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
イヤホン同様、収納ケースもマット素材で上質感があり、4千円以下ながら安っぽさは感じません。手垢や汚れが目立ちにくいのもうれしいポイントです。
ケースサイズは、5.8 x 4.6 x 2.8cmと手の中に収まるコンパクトサイズ。
小型でお馴染みのAirPods Proと比較すると、横幅はほとんど同じですが少し厚みがあります。
特筆すべきは軽量設計。
イヤホン本体を含めたケース重量はたったの41gと、AirPods Proより10g以上軽く携帯性は申し分ありません。
ケース右側面には、充電用のUSB-Cポートを備えています。
バッテリーは、イヤホン単体の連続再生時間が約9時間、ケース併用で約36時間と、価格に見合わないスタミナ設計となっています。
そんなTaoTronics SoundLiberty 97は、人体工学に基づく設計と謳うだけあり装着性が良く、耳の窪みにやさしくフィットします。
イヤーピースが4サイズ付属するのも良心的ですね。僕の場合、装着済みのMサイズはやや密閉感があったので、Sサイズに付け替えて使用しています。
また、ハウジング部分にタッチセンサーが内蔵されており、再生、停止、音量調整、曲送りなどの操作がすべてイヤホン本体のタッチ操作で完結する点もスマートです。
- (右/左)1回タッチ 受話
- (右/左)2回タッチ 再生/一時停止
- (右/左)2秒タッチ 終話/着信拒否/音声コントロールのオンオフ
- 右1回タッチ 音量+
- 左1回タッチ 音量-
- 右3回タッチ 曲送り(次の曲)
- 左3回タッチ 曲戻し(前の曲)
音量調整は1回タッチ、曲移動は3回タッチで覚えると簡単です!
TaoTronics SoundLiberty 97は、6mmのダイナミックドライバーを搭載しており、4千円以下モデルとは思えないパワフルなサウンドに仕上がっています。
13mmのドライバーを積んでいる先代モデルの「SoundLiberty 92」と比較すると、高域がややボヤけた印象ですが、全体的な解像度は後継機に軍配が上がります。
今作はとくに低域に強く、どちらかというとEDMやロックなど重低音よりのジャンルとの相性が良い音設計になっています。
また、「AAC」「apt-X」の両コーデックにも対応しており、iPhone、Android問わずサブスク音源も高音質補正してくれるのも嬉しいポイント。
接続規格はBluetooth5.0対応で、Qualcommチップも「QCC3020」を搭載しているので、電車内や人混みの中での使用時も音切れなくしっかり接続が安定しています。
完全防水のIPX8、タッチセンサー操作、USB-C充電に対応していることも含め、アンダー5千円の完全ワイヤレスイヤホンとしては個人的に文句なしの2020年ベストバイ商品です!

ヤマハ TW-E3A
続いて、大手楽器メーカー「ヤマハ」が満を辞してリリースした完全ワイヤレスイヤホン「TW-E3A」。
防水等級はIPX5なので、雨天時や、汗が気になる運動時も安心して使えます。
YAMAHAのロゴが刻印されたイヤホン本体は、マットな質感で高級感があります。
イヤホン本体の重さは両方合わせて12g。
長時間つけていても負担にならない軽量設計となっています。
使用時以外は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
ケースサイズはH34×W70×D36mmとかなりコンパクトです。AirPods Proと比較するとこんな感じ。
本体を含めたケースの重量は51g。軽量でお馴染みのAirPods Proよりさらに5g分軽量設計となっています。
背面には、充電用のUSB-Cポートを備えています。
そんなTW-E3Aは、イヤホン単体で6時間の連続再生が可能です。数あるワイヤレスイヤホンの中でもなかなかのスタミナ設計となっています。
音質についてですが、全体的に音の広がりがよく、バランスのとれたサウンドとなっています。特に低域が厚い印象で、ベースメインのポップスやEDMなんかはかなり没入感に浸れました。
そして特筆すべきは、「リスニングケアモード」が搭載されていること。
曲によって、音量を下げると高音が極端に小さくなっったりバランスが崩れることがありますが、リスニングケアモードがその音源の音量、音のバランスを最適な状態に補正してくれます。
とにかくこのモードの恩恵が大きく、ジャンル問わず音楽を楽しむことができます。エントリーモデルでこういった独自機能を盛り込んでくるあたり、流石ヤマハです。
また、本体を耳の奥までしっかりはめ込むとかなりの遮音性が得られます。ノイズキャンセリング非搭載ながら、イヤーピースの質感、イヤホンの形状が良いのか、十分に外音を遮断できます。
ただ、こうなると外音取り込み機能を備えていたら完璧だったなというのが率直な感想です。Bluetoothは最新の5,0で接続の安定性も良く、充電がUSB-Cであることも含めて操作性は申し分ありません。
そんなTW-E3Aは、再生、停止、音量調整などの操作がイヤホン本体の物理ボタンですべて完結します。
- 左or右ボタンを1回押す:再生/一時停止
- 右ボタンを2回押す:音量を上げる
- 左ボタンを2回押す:音量を下げる
- 右ボタンを2秒長押し:曲送り(次の曲へ)
- 左ボタンを2秒長押し:曲戻し(前の曲へ)

TaoTronics SoundLiberty 92
「TaoTronics SoundLiberty 92」は、防水規格IPX7を搭載したインナーイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホン本体は、初代AirPodsを黒塗装したような外観で、ピアノブラックの光沢が特徴的です。
重さは左右合わせてわずか9g。
本製品も、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中で最軽量クラスとなっています。
使用時以外は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
光沢感のあるイヤホン本体とは異なり、ケースはマットな質感で汚れや手垢が目立たない仕様になっています。
ケースサイズは、48 × 56 × 25 (mm)とコンパクト。AirPods Proと比較しても遜色のない小型設計です。
イヤホン本体を含めたケースの重量はわずか44g。
軽量でお馴染みのAirPods Proよりさらに10g以上軽く、携帯性は申し分ありません。
底面には、充電用のUSB-Cポートを備えています。
イヤホン単体の連続再生時間は約5時間、ケース込みなら約25時間と、価格に見合わずバッテリー性能も◎
TaoTronics SoundLiberty 92は、数あるインナーイヤータイプの中でも特に装着感が軽く、長時間使用でも疲れにくいのが特徴的。AirPods Proのようなカナル型の密閉感が苦手な人に、開放感に富んだ本製品をおすすめしたいです。
遮音性が低い分、外音に意識を向けながら使用できるので、自宅でインターホンの音を聞き逃したくない際など特に重宝します。
また、再生、停止、音量調整、曲送りなどの操作は、イヤホン単体のタッチセンサーで全て完結します。
- (右/左)2回タップ 再生/一時停止
- (右/左)1回タップ 受話
- 右1回タップ 音量アップ
- 左1回タップ 音量ダウン
- 右3回タップ 曲送り
- 左3回タップ 曲戻し
- (右/左)2秒長押し 音声操作起動(Siri/Googleアシスタント)/着信拒否/終話
続いて接続の安定性についてですが、左右同時伝送というだけあり人混みでも音切れがほとんどありません。
音質については、インナーイヤー型特有の柔らかく広がりの良い音に仕上がっています。
ドンシャリ傾向を好む人にとってはやや物足りなさを感じるかもしれませんが、4千円台という価格を考えると高域、低域ともに音のキレ自体は十分かなと思います。
また、13mmの大口径ドライバーを導入しているだけあり、どちらかというと中域〜低域が分厚い印象を受けました。
そんなSoundLiberty 92は、高音質圧縮方式「SBC」「AAC」に対応しているので、スマホのサブスクリプションもしっかり高音質に補正してくれます。
唯一、apt-Xに非対応なのがウィークポイントですが、5千円以下でここまで盛り込むのはさすがに難しいですね。
完全防水のIPX7である点も含めて、フルワイヤレスイヤホンとしては非常にコスパの高い製品に仕上がっているのではないでしょうか。

TaoTronics SoundLiberty 88
「TaoTronics SoundLiberty 88」は、AIノイズキャンセリングを搭載したインナーイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホンです。
通話時に、AIが周囲のノイズを判別し打ち消す機能です。自分の声をよりクリアな音で届けられます。

インナーイヤー型のイヤホン本体は、初代AirPodsを黒塗装したような外観。マットな質感で汚れや手垢が目立たない仕様になっています。
重さは左右合わせてわずか9g。
本製品も、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中で最軽量クラスとなっています。
使用時以外は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
先ほど紹介した下位機種のSoundLiberty 92同様、ケースもつや消しの効いたマット素材で上質感があります。
ケースサイズは、57.4 x 57.4 x 28.5mmとコンパクト。AirPods Proと比較しても遜色のない小型設計です。
イヤホン本体を含めたケースの重量は52g。
軽量でお馴染みのAirPods Proより5g軽く、携帯性は申し分ありません。
上部には、充電用のUSB-Cポートを備えています。
TaoTronics SoundLiberty 88は、イヤホン単体の連続再生時間が約5時間、ケース併用で約25時間とバッテリー持ちも十分です。
TaoTronics SoundLiberty 88は、先ほど紹介した下位モデルのSoundLiberty 92同様、数あるインナーイヤータイプの中でも特に装着感が軽く、長時間使用でも疲れにくいのが特徴的です。
AirPods Proのようなカナル型の密閉感が苦手な人に、開放感に富んだ本製品をおすすめしたいです。
遮音性が低い分、外音に意識を向けながら使用できるので、自宅でインターホンの音を聞き逃したくない際など特に重宝します。
また、再生、停止、音量調整、曲送りなどの操作は、イヤホン単体のタッチセンサーで全て完結します。
- (右/左)2回タップ 再生/一時停止
- (右/左)1回タップ 受話
- 右1回タップ 音量アップ
- 左1回タップ 音量ダウン
- 右3回タップ 曲送り
- 左3回タップ 曲戻し
- (右/左)2秒長押し 音声操作起動(Siri/Googleアシスタント)/着信拒否/終話
続いて通話品質ですが、謳い文句のとおりAIノイズキャンセリングで得られる恩恵は大きいです。
通話時の外音をシャットアウトし、音声をクリアかつ大きくしてくれるので、テレワーク用のマイク付きイヤホンとして重宝しています。
音質は、10mmの大口径ドライバーを導入しているだけあり、SoundLiberty 92同様どちらかというと中〜低域のキレが強い印象です。
ただ、音域問わず音の明瞭感はSoundLiberty 92に比べて向上しており、ポップス、クラシック、EDM等ジャンル問わずオールラウンドに楽しめます。
そんなSoundLiberty 88は、高音質圧縮方式「AAC」に対応しているので、iPhoneのサブスクリプション再生もしっかり高音質に補正してくれます。
唯一、apt-Xに非対応なのがウィークポイントですが、7千円台でここまで盛り込むのはさすがに難しいかな…?
完全防水のIPX7である点も含めて、フルワイヤレスイヤホンとしては非常にコスパの高い製品に仕上がっているのではないでしょうか。

cheero DANBOARD Wireless Earphones
漫画「よつばと!」でお馴染み「ダンボーくん」シリーズの「cheero DANBOARD Wireless Earphones」。
本製品は、防水規格「IPX5」対応のカナル型完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホン本体は、ケース同様「ダンボーカラー」のキャメル色となっています。
イヤホン本体の重さは両方合わせてたったの10gなので、長時間の使用にも適しています。
使用時以外は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
ケースサイズはやや大きめで、AirPods Proやcheeroの先行機と比べても一回りほど大きいです。
本体を含めたケースの重量は94g。
2200mAhのモバイルバッテリーを積んでいるだけあって少しばかり重めではあります。
ただ、このようにスマホの充電が可能なので、モバイルバッテリーとの併用が効くことを考えるとかなりコンパクトなサイズ感となっています。
余談ですが、普段は別売のダンボーUSBケーブルと合わせて使ってます。差し込むと目が赤く、充電が開始されると黄色く光るのですが、この仕様がかわいくて気に入ってます(笑)
ケース左側面には、本体充電用のUSB-Cポートを備えています。
そんなcheero DANBOARD Wireless Earphones、イヤホン単体で10時間、バッテリーケース込みなら180時間の連続再生可能とかなりのスタミナ設計となっています。
急速充電対応なので、イヤホン約1.5時間、ケース約3時間で満充電が可能です。
装着時の圧迫感がネックなカナル型ですが、本製品はイヤーフィンが耳の軟骨に固定されるので、カナル特有の密閉感は最小に抑えられています。
操作は、再生、停止、音量調整、曲送りなどの基本操作がすべてイヤホン本体のセンサータッチで完結します。
- (右/左)1回タッチ:再生/一時停止
- 右2回タッチ:曲送り
- 左2回タッチ:曲戻し
- (右/左)3回タッチ:Siri/Googleアシスタント起動
- 右長押し:音量上げ
- 左長押し:音量下げ
そんなcheero DANBOARD Wireless Earphonesは、音の解像感が良く全体的にさらっとクリアなサウンドに仕上がっています。
いわゆる「ドンシャリ感」は控えめで、低音もフラットなので長時間使用しても疲れにくいです。
低音重視の人はやや物足りないかもしれませんが、音域問わずバランスよく鳴らしてくれます。
また、「AAC」「apt-X」の両コーデックに対応しているので、iPhone、Android問わずサブスク音源を高音質補正してくれるのも◎
最新のBluetooth 5.1にも対応で、高性能ドライバーのQualcommクアルコムチップ「QCC3020」を搭載しているので、接続も安定しています。

Sabbat X12 Ultra
「Sabbat X12 Ultra」は、防水規格「IPX5」対応のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンです。
迷彩柄のイヤホン本体は、個性的でとにかくオシャレ。これだけデザイン性に富んだイヤホンってなかなかないのでグッと目を引きますね。
イヤホン本体の重さは両方合わせてわずか10g。
本製品も、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中で最軽量クラスとなっています。
使用時以外は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
ケースサイズも非常にコンパクトで、AirPods Proとほとんど変わらないサイズ感です。
本体を含めたケースの重量は55g。
ケース背面には、充電用のUSB-Cポートを備えています。
そんなSabbat X12 Ultra、イヤホン単体で6時間、バッテリーケース込みなら24時間の連続再生が可能と、なかなかのスタミナ設計となっています。
1時間でフル充電ができる「急速充電」に対応しています。
インナーイヤー型ということで装着時の圧迫感がなく長時間の使用も快適です。
それでいて、しっかり耳奥にフィットするので遮音性もまずまず。軽く首を振っても本体が外れことはありません。
操作については、再生、停止、音量調整、曲送りなどの基本操作がすべてイヤホン本体の物理ボタンで完結します。
- 短く押す:再生・一時停止・受話・受話拒否
- 長押し(約2秒):Siri起動・着信拒否
- 長押し(約4秒):電源オフ
- 右2回押す:曲送り
- 右3回押す:音量アップ
- 左2回押す:曲頭戻し
- 左3回押す:音量ダウン
そんなSabbat X12 Ultraは、全体的に音の解像感が良く、さらっとクリアなサウンドに仕上がっています。
同じインナーイヤー型のAirPodsに比べると、ベース音など低域が強めな印象です。ただ、ドンシャリ傾向というほどではなく、音域問わずバランスよく鳴らしてくれます。
また、「AAC」「apt-X」の両コーデックに対応しているので、iPhone、Android問わずサブスク音源を高音質補正してくれるのも◎
高性能ドライバーのQualcommチップ「QCC3020」を搭載しているので、接続も安定しています。充電端子がUSB-Cであることも含めて操作性は申し分ありません。

ag TWS02R
「ag TWS02R」は、人気音響メーカー「final」が手がける完全ワイヤレスイヤホンです。
カラーバリエーションが豊富で、「ブラック」「クリーム」「グリーン」「ブルー」「ピンク」「レッド」と計6色展開しています。
agのロゴが刻印されたイヤホン本体は、表面に粉雪塗装が施されていて、マットな質感で手触りが良いです。
イヤホン本体の重さは両方合わせてわずか9g。
本製品も、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中で最軽量クラスとなっています。
使用時以外は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
ag TWS02Rの特筆すべき点は、モバイルバッテリーとしても機能すること。ケースには2000mAhのバッテリーが内蔵されており、緊急時などの予備バッテリーとしても使える仕様になっています。
背面には、充電用のMicro USBポートを備えています。比較的新しい機器ではありますが、充電端子がUSB-Cでないのはやや残念ポイント。
そんなag TWS02Rは、イヤホン単体で3時間、バッテリーケース込みなら39時間の連続再生が可能です。さすが2000mAhのバッテリーを積んでいるだけあって、ケース併用時の連続再生時間はトップクラス!
音質についてですが、全体的に音の分離感がはっきりしているのが特徴的です。
ボーカルの歌声が強く前に出る感じがありますが、その他一つ一つの楽器の音もしっかり聞き分けられます。
高域のキンキン感もなく、耳の奥でバランスよく音が広がる感じが心地良いですね。1万円以下でこの音質を実現できるのはさすがfinal…!
その反面、低域はずっしり響く感じがあるので、このあたりは好みが分かれるかもしれません。個人的には、ベースやドラムのバスがしっかり響くサウンドが気に入っています。
デメリットをあげると、他社製品に比べてやや音量の出力が小さい点は気になります。大音量で音楽を楽しみたい場合は、デバイス側の音量調整が必要です。
高音質圧縮方式「SBC」「AAC」に対応しているので、iPhoneでのサブスク音源もしっかり高音質に補正してくれる点は◎
そんなag TWS02R の操作は、イヤホン本体のボタンで再生、ー時停止、通話すべて完結するシンプルな仕様となっています。

Sabbat E12 Ultra
「Sabbat E12 Ultra」は、防水性能IPX5対応のカナル型フルワイヤレスイヤホンです。
カラーバリエーションが豊富で、ブラック・シルバー・レッドなど全6色展開となっています。ちなみに、ケース自体は全カラーブラック一色で統一されています。
メタリック塗装で上質感のあるイヤホン本体。ハウジングからピースまでのストロークが長く、長時間使用でも負担になりにくい設計になっています。中央の黒いボタンで、曲送りや音量調整などの操作ができます。
重さは左右合わせてわずか9g。
数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でも、トップクラスの軽量設計です。
未使用時は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
ピアノブラック塗装のケースは、AirPods Proを黒塗装したような外観。
ケースサイズも、60×30×40(mm)と非常にコンパクトです。小型でお馴染みのAirPods Proと比べるとやや厚みがあるものの、全体的には遜色ありません。
軽量性にも富んでおり、イヤホン本体を含めたケースの重量はわずか54g。気軽にポケットに忍ばせられます。
背面には、充電用のUSB-Cポートを備えています。
もう一つの充電方法としてQi規格のワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば置くだけ充電が実現。
イヤホン単体の連続再生時間は約7時間、ケース併用で約35時間と、サイズに見合わないスタミナ設計。
充電ポート上部には、バッテリー残量を示す4段階のLEDインジケーターを備えています。
- ランプ4つ点灯⇒バッテリー残量100%
- ランプ3つ点灯⇒バッテリー残量75%
- ランプ2つ点灯⇒バッテリー残量50%
- ランプ1つ点灯⇒バッテリー残量25%
そんなSabbat E12 Ultraは、ハウジングからイヤーチップまでのストロークが長く、耳に押し込むタイプのカナル型でありながら密閉感は最小に抑えられています。
窪みにやさしくフィットするので、3時間以上の長時間使用でも耳奥が痛くなることもなく快適でした。
まだまだ誤作動が目立つタッチセンサー式ではなく、物理ボタンで操作ができる点も含めて操作性は申し分ありません。
- 右/左 1回押す:再生/一時停止/受話/終話
- 右2回押す:曲送り(次の曲)
- 左2回押す:曲戻し(前の曲)
- 右3回押す:音量を上げる
- 左3回押す:音量を下げる
- 右/左 2秒間長押し:音声アシスタント(Siri・Google起動)
- 右/左 4秒間長押し:電源OFF
曲送りは2回押し、音量調整は3回押しで分かれているから誤操作しにくいのが◎
そんなSabbat E12 Ultraは、10mmの大経口ドライバーを内蔵しているだけあり、音域問わずパワフルな音設計になっています。
女性ボーカルの声、弦楽器・スネアなどの高音がクリアに響き、中〜低域の音圧も十分なので、ジャンル問わずオールラウンドに楽しめる印象です。
「AAC」「apt-X」の両コーデックにも対応しており、iPhone、Android問わずサブスク音源を高音質補正してくれるのも嬉しいポイント。
「ノイズキャンセリングや外音音取り込み機能はいらないから、とにかく音質の良いものを安価で購入したい」というユーザーにはピッタリかもしれません。
防水規格IPX5、USB-CならびにQi充電に対応していることも含め、1万円クラスの中ではかなりコスパの優れた一品に仕上がっています。

Jabees Firefly.2
「Jabees Firefly.2」は、完全防水規格IPX7対応の完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホン本体は、ツヤ消しの効いたマット素材で上質感があります。
ボタン部分がゴム製だから直感的に操作できる!
重さは左右合わせて14g。ハウジングにフックが付いている分やや重ための設計です。
未使用時は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
イヤホン同様、収納ケースもマットな質感で手垢や汚れが目立ちにくい仕様になっています。
ケースサイズは、78.0×37.0×31.0mmとフルワイヤレスイヤホンとしては平均的なサイズ感です。
小型でおなじみのAirPods Proと比べるとやや横幅・厚みがあります。
イヤホン本体を含めたケースの重量は57g。AirPods Proと全く同じ重さなので、携帯性は申し分ありません。
背面には、充電用のUSB-Cポートを備えています。
もう一つの充電方法としてQi規格のワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば置くだけ充電が実現。
バッテリーは、イヤホン単体の連続再生時間が約10時間、ケース併用で約30時間と、ケースサイズに見合わないスタミナ設計となっています。
そんなJabees Firefly.2は、イヤホン本体が耳の形状にフィットする設計なので、グリップ性は抜群。ランニングや水泳などの激しい運動時でも外れる心配はありません。
また、タッチセンサー操作とボタン操作両方に対応している点も含めて、スポーツ用途に特化された完全ワイヤレスイヤホンといった感じ。
左ボタンを3回押すと、アンビエントサウンドモード(外音取り込み機能)が作動し、瞬時に周囲の音を取り込めるのも安心です。
Jabees Firefly.2は、全体的にクリアサウンドでボーカル音の抜けが良いのが好印象。
それでいて重低音が厚く、EDMなど低音ゴリゴリのヘビーな音楽を選びたいスポーツ時とも相性の良い音設計で気に入っています。
Androidデバイス専用の高音質コーデックであるaptXに非対応な点が唯一ウィークポイントですが、AACには対応しているのでiPhoneでの使用時は高音質補正してくれます。
完全防水IPX7、USB-CならびにQi充電に対応していることも含め、1万円クラスの中ではかなりコスパの優れた一品に仕上がっています。

Astrotec S80Plus
「Astrotec S80Plus」は、防水規格IPX5対応の完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホン本体は、ツヤ消しの効いたマット素材で上質感があり、形状もスタイリッシュ。
重さは左右合わせてわずか9g。
数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でも随一の軽量設計で、長時間つけっぱなしでも快適です。
未使用時は、バッテリー内蔵の収納ケースにセットしておきます。
なんと、ケース素材にはデニム生地を採用。デザイン性抜群でめちゃくちゃ所有欲を高めてくれます。
ケースサイズは、高さ68.6mm・幅43.7mm・厚み30.2mmとフルワイヤレスイヤホンとしては平均的なサイズ感です。
AirPods Proと比べるとやや横幅・厚みがあります。
イヤホン本体を含めたケースの重量は57g。
軽量でお馴染みのAirPods Proより5g軽いので、携帯性は申し分ありません。

Astrotec S80Plus:重さ52g
右側面には、充電用のUSB-Cポートを備えています。
バッテリーは、イヤホン単体の連続再生時間が約5時間、ケース併用で約25時間と、ケースサイズに見合わないスタミナ設計となっています。
そんなAstrotec S80Plusは、ハウジングからイヤーチップまでのストロークが長めの形状で、耳奥にしっかりフィットします。
カナルタイプでありながら、窪みにやさしくフィットするので、2時間以上の使用でも耳奥が痛くなることもなく快適でした。
また、再生、停止、音量調整、曲送りなどの操作は、イヤホン単体のタッチセンサーで全て完結します。
- 右/左どちらかを1回タップ:再生/一時停止/電話を受ける/切る
- 左を2回タップ:音量を上げる/着信拒否
- 右を2回タップ:音量を下げる/着信拒否
- 左を1秒長押し:曲送り
- 右を1秒長押し:曲戻し
- 右を3回タップ:Siri・Googleアシスタントを起動
- 右/左どちらかを2秒長押し:電源ON
- 右/左どちらかを6秒長押し:電源OFF
曲送りは長押し、音量調整は2回タップで分かれているからわかりやすい!
Astrotec S80Plusは、バイオセルロースダイヤフラム対応の6mmダイナミックドライバーを内蔵しているだけあり、音域問わずパワフルな音設計になっています。
どちらかというと重低音を響かせる設計になっていますが、中高域の伸びも良くバランスの良いサウンドです。
また、左右同時伝送ということで音の解像度もくっきり明瞭なので、スネアなどの打楽器・効果音も「タンっ!」と気持ちよく響くのが心地良いですね。

左右同時伝送式
Androidデバイス専用の高音質コーデック「aptX」に非対応なのがウィークポイントですが、「AAC」には対応しているのでiPhoneでの使用時は高音質補正してくれます。
防水規格IPX5、タッチセンサー操作、USB-C充電に対応していることも含め、1万円以下モデルとしてはかなりコスパの高い逸品に仕上がっていますよ!

コスパ最強のおすすめ完全ワイヤレスイヤホン:まとめ
今回は、【2021年版】コスパ最強のおすすめ完全ワイヤレスイヤホンまとめ【1万円以下】についてご紹介しました。
30台以上の1万円以下イヤホンを比較した結果、音質・機能性ともに頭ひとつ抜けていた「Soundcore Life A2 NC」。
高品質なノイキャン・外音取り込み機能を搭載し、かつ最大35時間の連続再生、完全防水にも対応。
11mm大口径ドライバーを採用の音質も、過去のAnker製品はもちろん、同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンの中で過去一番の品質に仕上がっています。

今回は以上です。どうも、tao(@taoblog10)でした。
