CHOETECH PD8002レビュー｜最大65W出力のUSB-C & USB-A充電器が良コスパだった

2022年4月19日

今回は、急速充電器やワイヤレス充電器の人気メーカー「CHOETECH」の65W出力充電器「PD8002」をレビューしていきます。

ノートPCとスマホを同時に充電できる便利な2ポートタイプ充電器。

中でも、最大65W出力でMacBook Proと最新スマホを同時に急速充電でき、手のひらにすっぽり収まる小型設計を実現しているのが「CHOETECH PD8002」。

2ポート同時使用時もUSB-Aの出力が制限されず最大18Wで充電できる点、3千円台と他社製品に比べて安価な点が魅力のモデルとなっています。

実際に2週間じっくり使ってみたので、そんなCHOETECH PD8002の使用感を詳しくレビューしていきます！

CHOETECH PD8002

earth reborn

本記事はメーカー様より商品のご提供を頂き作成しています。

CHOETECH PD8002の外観と同梱品

「CHOETECH PD8002」は、最大65W出力のUSB-C & USB-A充電器です。

こちらがパッケージ。さっそく開封していきます！

同梱品は、充電器本体、PDケーブル（USB-C To USB-C）、ユーザーマニュアルの3点となっています。

ただでさえ安価なのに、USB-C To USB-Cケーブルまで付属するのは良心的。PD対応の100W出力のものが同梱されるので、ノートPCの充電用に別途ケーブルを買い足す必要はありません。

本体はホワイト一色で、正面にCHOETECHのロゴが印字されたシンプルな外観。マットな質感で指紋が目立ちにくい仕様になっています。

プラグはもちろん格納式。他の機器と干渉しないので安心して持ち歩けます。

ポートは一般的な一列配置。最大65W出力のUSB-Cポート、最大18W出力のUSB-Aポートの2ポートを搭載しています。

2ポート同時使用時は、USB-C：最大45W、USB-A：最大18Wに変換されます。

重さは実測で136g。65W高出力ながら、GaN（窒化ガリウム）搭載の恩恵で軽量に仕上がっています。

サイズは、5.74×5.74×3.1cm。65W出力の2ポートタイプとしては最小クラスに迫る小型設計。ちょうど手のひらに収まるサイズ感です。

MacBook Proの61W純正アダプタと比較すると、そのサイズ差は一目瞭然…！

同タイプの定番モデルである「RAVPower RP-PC133」と比較すると、ほぼ誤差の範囲ですがCHOETECH PD8002の方がわずかに大きいです。

ただ、RAVPower RP-PC133は2ポート同時使用時にUSB-Aの出力が5Wに制限されるという弱点があるので、PCとスマホの両方を持ち出す際にどちらか一つ携帯するならCHOETECH PD8002の方が安心感がありますね。

もちろん電気用品安全法のPSEマークもしっかりプリントされています。

CHOETECH PD8002は、USB-C単ポートで最大65Wの出力が可能で、2ポート同時に出力する場合はUSB-Cが最大45W、USB-Aが最大18Wに振り分けられます。

なので、USB-C単ポート接続なら13インチMacBook Proをはじめ、USB-C対応のほぼ全てのノートPCが急速充電できます。

実際に、メインで使っている13インチMacBook Pro充電時のワット数（電流 x 電圧）を測定してみました。

約56Wでているので最高値に迫る数値で急速充電ができていますね。残量30%の状態から給電を開始し、約1時間25分で満充電できました。

2ポート同時使用時は、45W + 18Wの計63W出力に変換されますが、ノートPC＋スマホはもちろん、ノートPC＋タブレットの組み合わせでも高速充電に耐えうるパワフル設計。

2ポート使用時にUSB-Cが45Wしか出せないのは心許ないと感じるかもしれませんが、ノートPCを使用しながらの給電にも十分耐えられる出力なのでさほど気にする必要はないかなと思います。

もちろんNintendo Switchも起動状態でしっかり給電されるので、ゲームプレイしながらでもバッテリー残量を増やすことができます。