どうも、ゲーム好きブロガーのtao(LOPYLOG)です。
以前、BenQのPCモニター「EX2780Q」をご紹介しましたが、今回はその4K版といえる「EW3280U」をレビューしていきます。
解像度3840 x 2160(4K)、視野角の広いIPSパネル、映像美のHDRに対応する32型モニターBenQ EW3280U。
USB-C一本でMacBookと接続&60W給電でき、ブルーライトカットなどのアイケアモード搭載と作業用途でも万能に使える点が魅力です。
リフレッシュレートは最大60HzなのでFPSゲーム向きではありませんが、4K・HDR対応コンテンツを楽しむ上では最高の環境が構築できます。

PS5ユーザーにもおすすめです!
というわけで今回は、そんなBenQ EW3280Uを2週間使用してみての感想を詳しくレビューしていきたいと思います。
BenQ EW3280Uの外観とスペック
「BenQ EW3280U」は、60Hz対応の32型4Kモニターです。
画面がサイズアップした点以外、外観はEX2780Qから大きな変化はありません。個人的に、スタンド、スピーカー部分のガンメタリックっぽい塗装が気に入ってます。
左下には「BenQ」のロゴマーク。
液晶は、視野角の広いIPSパネルを採用。ノングレア加工の映り込み防止が効いていて、日中でも快適に使用できます。
外側のフチは、9mmベゼルレス。デュアルディスプレイとして使う際も違和感なく画面を行き来できます。
四角形のスタンドは、金属製で強度十分。重量のある32型ですが、ぐらつきも無く安定感は抜群です。



スタンドの取り付けは2本のネジを止めるだけで簡単です!
ピボットや昇降機能はありませんが、モニター上下の角度を調整できるチルト機能のみ搭載。
ですので、本体自体の高さや左右の角度を変えたい場合は、背面のカバーを外すして別途モニターアームを取り付ける必要があります。
100×100mmのVESA規格なので、Amazonベーシックなどの一般的なモニターアームが取り付けられます。耐荷重は8kg〜のモデルが安心です。
左背面には、モニター設定を行うための各種設定ボタン&電源ボタンをそなえます。
ただ、EX2780Q同様に専用リモコンが付属するので、本体ボタンを使うシーンはほとんどありませんw



リモコン操作ですべての設定ができるのは快適!
特筆すべきは、スピーカー性能。
2.1chのtreVoloスピーカー内蔵で、動画やゲームが十分楽しめる重厚な音を鳴らしてくれます。背面にはサブウーファーまで備えており、よほど音質に拘るわけでなければ別途スピーカーを用意する必要はないですね。
また、本体左下の音量ノブから簡単にボリューム調整できるのも良心的な設計です。
そんなBenQ EW3280Uの接続ポートは、以下の5つです。
- ヘッドホン出力
- HDMI(4K / 60 Hz)
- HDMI(4K / 60 Hz)
- Display Port(4K / 60 Hz)
- USB-C(4K / 60 Hz / 給電は60 W)
映像入力ポートは全部で4つあり、HDMI、Display Port、USB-Cどのポートでも4K/60Hzに対応しています。



USB-C一本でMacBookの映像出力&電源供給ができちゃいます!
本体に付属する同梱品は、以下の8点です。
- 電源ケーブル
- HDMIケーブル
- USB Type-Cケーブル
- クィックスタートガイド
- ドライバーCD
- リモコン
- リモコン置き
- スタンド
BenQ EW3280Uの機能と使用感
ここからは、実際にBenQ EW3280Uを使用した感想をまじえつつ機能面についてご紹介します。
4K&HDRiの映像美は圧巻
BenQ EW3280Uの一番の魅力は、4K解像度をはじめとする映像美。
フルHDの4倍ピクセルに相当する4K(3840 × 2160)に加え、BenQ独自のインテリジェント技術による「HDRi」を搭載しており、画面全体の輝度・発色も同価格帯モニターでは最高水準。ゲームプレイ時の視認性も抜群です。
また、TNパネルではなくIPSパネルを採用しているので、細かい色の違いなどもハイコントラストで明瞭に表現されます。
応答速度こそTNパネルに劣るものの、画質と視野角の広さを考えるとやはりIPSパネル一択ですね。
USB-C1本でMacBookと接続・給電可能
入力ポートに60W対応のUSB Type-Cを備えているので、MacBookなどUSB-C対応ノートPCをケーブル1本で映像出力&給電が可能。
クラムシェルモード時も、USB-C1本で映せるのはめちゃくちゃスマートですね。卓上が配線でごちゃつかない分、作業スペースを広々と使えます。
4K解像度の恩恵として、ブラウザを4枚展開できるほど画面スペースに余裕があり作業が捗ります。この快適さを一度体感するとフルHDには戻れません(笑)
また、ブルーライトカット、電子ペーパーモード(ePaperモード)などのアイケア技術も充実しています。
目を酷使するような長時間作業時も、自然に疲れ目対策ができるのは嬉しいですね。
一台三役の超万能モニター
今や240Hzが主流のリフレッシュレートですが、EW3280Uは最大60Hzとごく一般的。
FPSゲーム向きではありませんが、じっくり映像美を楽しむようなコンテンツには適しているので、ADVやRPGはかなり没入感に浸ることができます。
もちろん、PS4/5などのコンソールゲームも高精細に映し出せます。
僕のように「ライトにゲームを楽しみたい、高画質で動画視聴したい、快適に作業がしたい」といったユーザーには、ドンピシャの万能モニターBenQ EW3280U。
約8万円とモニターとしては決して安くありませんが、アンダー10万円でゲーム、動画視聴、テレワークと一台三役で高水準の環境が構築できることを考えると全体的なコスパは申し分ないですね。
BenQ EW3280Uスペック早見表
製品名 | BenQ EW3280U |
ディスプレイ | 32インチ |
解像度 | 4K(3840 x 2160) |
パネル | IPS |
コントラスト比 | 1000 : 1 |
光沢 | ノングレア |
リフレッシュレート | 60 Hz |
応答速度 | 5 ms(G2G) |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
主な機能 | ・DisplayHDR 400 ・HDRi(HDR + B.I.) ・Low Blue Light ・B.I.+(ブライトネスインテリジェンスプラス) |
寸法 | 726.9 x 523.1 x 204.1 mm |
重さ | 8.1 kg |
エルゴノミクス | ・高さ調整:なし ・前後チルト:+20° ~ -5° ・左右スイベル:なし ・ピボット:なし |
付属品 | ・リモコン ・HDMIケーブル ・USB-Cケーブル ・電源ケーブル ・ユーザーマニュアル |
価格 | 約80,000円 |
BenQ EW3280Uレビュー:まとめ
今回は、【BenQ EW3280Uレビュー】テレワーク・ゲームに万能な32型4Kモニターについてご紹介しました。
解像度3840 x 2160(4K)対応で、視野角の広いIPSパネル、映像美のHDR対応の32型モニターBenQ EW3280U。
USB-C一本でMacBookと接続&60W給電でき、かつアイケアモードも搭載と作業用途でも使える万能モニターとなっています。



作業・動画視聴・ゲーム用途を兼ねるモニターをお探しの方におすすめです!




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